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スーパーサターン(J1407b)の環は逆回転  

以前、話題にした系外惑星、スーパーサターン:J1407bに関連する新しいニュースがありました。この巨大なリングは惑星の公転の向きに対し、逆回転しているらしい。
J1407b2.jpg
J1407b 想像図
理化学研究所によると、この系外惑星の中心にある恒星J1407(ケンタウルス座、420光年)の明るさが複雑な「食」によるらしい変化があるのが観測された。
2015年に「食」の詳細な分析がされ、巨大な環をもつ惑星J1407bが横切ったのが原因とわかった。J1407bは環の半径は約9000万kmと見られ、土星の環の約190倍に相当する、食の変化からJ1407bは楕円軌道で主星J1407を周っているらしく、主星に最も近づくと3億kmになり、J1407bの環の外側が主星の重力で壊れてしまうほど接近することになる。
理化学研究所では環の回転が惑星の公転と同じ向きの場合と、逆向きだった場合のコンピュータ・シミュレーションを行ったところ、公転と逆向きならば、大きな環が10万年以上存続し、同じ向きなら数十年で小さくなってしまうという結果が出た。
J1407b cg
理化学研究所による動画→ 太陽系外惑星J1407bの巨大リング:シミュレーション
左が逆向き、右が順向き、こうして見ると、右の順向きは接近して通って行く恒星の重力と方向に順じて環がより加速され、飛び散っていくようだ、これもスウィングバイの効果と言えるかも。左の逆向きの場合、一時変形はするが環の結束は撹乱しないようだ。なお動画は解かり易く惑星J1407bを中心に起き、恒星J1407が周って行く"天動説視点"にしてあるが、
007.jpg
実際周っているのは惑星J1407bのほうだ。
これで惑星系が作られるとき、"大規模な逆回転"も生じうることがわかった。 

*因みに太陽系でも小規模な"逆回転"がある、海王星の衛星トリトンは海王星の自転とは逆向きに周りを公転している。
triton02b.jpg
トリトン(ボイジャー2号撮影)
土星の衛星フェーベも同様で、しかも土星の他の衛星に対し、公転面は傾いている。

今日もご覧いただきありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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コメント

初めまして

「つれづれデジフォト」に訪問いただき、ありがとうございました。
正直、クラシックには興味薄いですが、宇宙には関心があります。
貴ブログに宇宙に関する貴重な記事が記載されており、これからも拝見させていただきますので、宜しくお願いします。

jupimoon74 #- | URL
2016/11/07 22:57 | edit

jupimoon74様 こんばんは
コメントいただきありがとうございます。

宇宙、天体については子供の頃から興味があり、続いております。興味ある話題があれば随時書いていきたいです。
この頃、自然や動植物を撮影したとても良い写真が見られるのが楽しみになり、拝見しております、今後ともよろしくお願いします。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/11/07 23:26 | edit

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