Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ハイドン sym 40番  

梅雨入りした雰囲気です。梅雨の雰囲気、嫌いじゃないですが、リュートにはよろしくなく;鳴りは鈍ります。リュートは爪を使わず弾くので、いつもまめに切っていいますが、このところ時間がとれず、ギタリスト並に伸びてしまいました;

今日はハイドンの交響曲第40番、すっきり聴ける曲にしました。
この曲はバロックに回帰したような、上声に対する独立したバス旋律が常に奏されるのが印象的で、初期の作品で耳引かれる曲の一つです。
特に第一楽章は低弦にファゴットをダブらせ、快活ながらバス旋律の流れが心地よく聴ける。
第二楽章は弦だけによる簡素でややリズミカルな楽章。ここでもバス旋律が対等に弾きすすめられる。まだ44番や45番のようなすばらしい緩叙楽章の書法を持っていなかった頃か?もうすこし聴かせどころがほしい。
メヌエットでもバスラインの存在感が聴ける。
終楽章は、ヘンデルの合奏協奏曲のフーガ楽章を思わせる、ただしフーガ主題は裸でなく、対旋律を伴いながら進められる。クライマックスがあり美しくまとまったフィナーレ。

この演奏は3枚持っていますが、やはりT.ファイが筆頭、第一楽章は快活なテンポながらバスラインをよく歌わせて印象強い。第二楽章も快活な表情をもたせ、退屈しない努力をしている。終楽章は急がず、構成をじっくり聴かせる演奏。T.ファイのシリーズ録音は一貫した質で整えられ、全集完成?に向けて好ましい。

fey 40


NAXOS盤のHelmut Muller Bruhlの40番もピリオド指向のすっきりとした演奏、ただ第一楽章提示部の終わり近くで、弦のユニゾン・パッセージに軽やかさがなく、モタレるのが気になる。

bru 40

あと、フィッシャー盤は、この曲は録音が良いほう。オーソドックス路線の佳演で、弦楽の表情が久しぶりに"クラシック"を聴いている感じでほっとする。
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/132-60bf081c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター