Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

短く切って、レガートに  

バロックリュートの作品、S.L.ヴァイスの組曲 L'infideleも難題が多くて大変ですが、やっと終曲ペイザンヌの練習に入ったところです。
11c lute
少し、昨日の続きになりますが、いつも注意しているのが、レガートな連なりで、当曲、2曲目のクーラントに典型的な部分がありますが、6小節からのゼクヴェンツ、
tab01_201611201001422cc.jpg
異なる弦を用いて響きが重なるよう、作曲者が考えています、 で記したように音を残し、次の音が鳴ってから止める、ただ楽器の都合上、全部分はできないので、13小節は同弦上でスラーを使っています、ここは弾き手の技で、ここの前と同質に聴こえるようにします、これが上手く行かないと美しくない;
また5曲目にミュゼットがあリますが、この舞曲は2拍子の歯切れ良い感覚を出したいところ、しかし心地よい流れも大事、
tab02_20161120100323c87.jpg
を付けた音は短く、切れ目を置くのが良いです、また全般にバスの音も音価いっぱいより、短めに切るのが良い、ただし、レガートが内在するように、連なって聴こえる必要がある、こうしたい場面は多々ありますね。またリュートは強弱がついてしまうが故に、強迫と弱拍の音量が逆転したり、ギクシャクと崩れやすい、耳からのフィードバックで指をコントロールするのが大事です。

*シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750)
s l weiss
バッハと同時代で、バロックリュート音楽を集大成した奏者。イタリアで学んだ時期もあり、リュートの特性を活かした旋律美も特徴、後期にはギャラント・スタイルも取り入れる。
バッハの「鍵盤とヴァイオリンのための組曲 BWV1025」がヴァイスとの共作であることに、近年、リュート奏者が気付いた、両者が交流を持った確たる証拠となった。
参考過去記事:
J.S.バッハ 鍵盤とヴァイオリンのための組曲イ長調 BWV1025
桐山建志&大塚直哉:バッハ ヴァイオリンと鍵盤の為の作品集 vol.5

今日もご覧いただきありがとうございました。
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