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星食  

夜空の星が月に隠されるのを星食と言いますが、月の通り道にあって星食が観測しやすい1等星はアルデバラン、アンタレス、レグルス、スピカの4つです。アルデバラン以外は惑星に隠される星食もあるそうです。先週の11月16日の午前3時頃、おうし座の1等星アルデバランが月に隠れる、星食がありました、micha
AstroArts.jpg
各地の星食位置 (資料:AstroArts)
明け方なのでパスしましたが;次は2017年のエイプリルフール、19時20分頃にあるそうで、晴れれば見てみたいです。
アルデバランは白道(月の通り道)近くにある1等星なので、頻繁に月による食が起こる、
ousiza02.jpg
おうし座 アルデバランと黄道(Ecliptic)
16世紀、地動説を唱えたN.コペルニクスはアルデバランが月に隠れ、出てくるまでの時間を調べたところ、プトレマイオスの天動説:著書「アルマゲスト」による計算よりずっと短いことを発見、このほかにも惑星の動きなど精密な観測と計算を照合して天動説との差異を見つけ、根本を疑い始めたそうで、学者らしい裏付けで攻めていったんですね。

さそり座のアンタレスは黄道(太陽の通り道)近くにあって、稀に月に隠されるときがあり、2005年3月30日に星食があったのですが、次は2023年9月21日17:19~18:45頃だそうで、日没前からですね;
sasoriza.jpg
さそり座 アンタレスと黄道
遠い星が月に隠れる時は瞬時にパっと消えますが、アンタレスの場合直径が太陽の600~700倍の超巨星なので、隠れきるのに0.1秒ほどかかるそうです(高速動画なら撮影できるかな;)、月もアンタレスも共に動きながら速度差で隠れる時間なので、0.1秒が視直径ではないですが、それでもアンタレスの大きさを実感させるわけです。
(*アンタレスの視直径は干渉計により0.04秒角くらいと見られる、距離は600光年前後)
Antares a b
想像図:青白い星は伴星のアンタレスB、15cm以上の望遠鏡なら分離して見えるらしい

あと、しし座のレグルスが2017年11月11日の深夜、日付の替る頃に食があるそうです、双眼鏡などあれば見やすいでしょう。
sisiza.jpg
しし座 レグルスと黄道

今日もご覧いただきありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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コメント

こんばんは。
アルデバランは0.9等ですが、先日のようなスーパームーン直後だとどうしても見劣りしますね。
どうせなら木星や土星などの大型惑星の食を撮りたいところです。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/11/21 22:21 | edit

奇士さん こんばんは

惑星食なら見応えありますね、直近では2024年12月08日夕方の土星食まで
特にないですね。あと金星、水星の日面通過とか・・
小惑星の月面通過は勘弁してほしいです;

michael #xNtCea2Y | URL
2016/11/21 22:48 | edit

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