Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

スピーカー遍歴  

今の家に引っ越す前は部屋の事情であまり大きなSPは置けなかったので、ブックシェルフの出来るだけ良いものをと物色していた。国産、英国製等、いろいろ替えても一長一短で、ボリュームを上げても小型なりの押し籠めた鳴り方しか聴けなかった。その常識をちょっと変えたのが、DYNAUDIOのContour1.1(1995年発売、デンマーク製)だった。
c 1 1
DYNAUDIO Contour1.1
オーディオ店で試聴して、即、自分の望む音だと思った、小型のわりにゆったりしていて、ヴァイオリンやチェンバロが詳細で品位がある、一方、オーケストラも観賞に不足ないスケールを出す、低域も底深いところまでは出ないが、量感十分だった。その後もこれ以上の製品はなかった。同社のトールボーイも聴いてみた、量感豊かだが、楽器ソロや室内楽が大柄になりすぎる感も・・自分にはContour1.1がちょうど良く、メーカー品では最も気に入った。

新居へ引っ越す前に同僚の影響で、物は試しとSPを作ってみた、どうせなら良い材料で・・とエンクロージャは21㎜厚のMDF材で、普通のバスレフ型にして、ユニットはFOSTEXのFW187とFT38Dで2ウェイにした、FW187は低域をやたら押し出さず、スコーカー帯域まできれいに出すタイプ、FT38Dも品位が良く双方気に入ったユニットだが、今は作られていない。
fw187 ft38d fw18702.jpg
ネットワーク回路は外に出してある
計算でバスレフポートやネットワーク回路を変更しながら仕上げたが、作り方が良かったというより、材料に救われたと思う;板材は同じ厚さでもベニア合板では比較にならない(オーディオ専門店に入ったときの独特の匂いはMDF材の匂いだ)、FOSTEXのユニットはマグネットが強力でだいぶ重量があり、小さな楽器は小さく緻密に描き、分解能はどのSPも凌ぐ、音質もクセがなく疲れない。やがて2台使い分けるのも面倒になって、Contour1.1は下取りに出し、この自作SPを20年近く使っている。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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category: オーディオ

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コメント

自作スピーカー

michaelさん、こんばんは。

スピーカーを自作されるんですね。部屋の大きさや聴く音楽に合わせて自由にユニットやキャビネットを組み合わせられるのは魅力的ですが、僕の場合、工作に自信がない以上に自分の耳に自信が持てないです(笑)。

contour1.1は実物を聞いたことがないのですが、Focusシリーズの音から想像すると普通サイズの部屋で聴くにはとても良いスピーカーだと思います。トールボーイは仰るとおり音像が若干膨らみます。それが好みと言う人も多いとは思いますが。。

ばけぺん #ibS8y52A | URL
2016/11/27 21:13 | edit

ばけぺんさん こんばんは

エンクロージャの板はオーディオ材のショップで正確に切ってくれるので、隙間なく出来ます。よって作る作業は難しくないですが、どういうユニットを使って、どう設計するかが勝負どころですね、私は参考書に従ってごく標準的なものにしました。

クラシックを聴くにはまず、ヴァイオリン属が自然で飽きることのない音質が肝心でしょうね、スケール感云々より先に・・あとは各帯域のバランスの良さでしょうか。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/11/27 21:51 | edit

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