Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

A.プレヴィン:ハイドン 交響曲No.92「Oxford」ほか  

倉庫を探っていると、再度聴いてみようか、という盤がいくつか出てきます、

今日はA.プレヴィン指揮、VPOのハイドン「Oxford」と「奇跡」、VPOの美質を活かした当時の標準的な秀演といったところで、これといって新鮮な感覚はない。
previn hay2
アンドレ・プレヴィン指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
1992年(フィリップス原盤)ウィーン、ムジークフェライン・ザール

プレヴィンによる交響曲No.92ト長調「Oxford」、これを最初に聴いたとき、バーンスタインが同じくVPOを指揮したNo.92(DG盤)と共通点があると思った。
まず序奏部の8小節あたりから、
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trillやturnなど、ゆっくり均等な音価にしてやんわりと聴かせる、指揮者の指示なのか、それともVPOの流儀なのか?(因みにK.ベームは楽譜どおり)趣味の問題だが甘ったるくて好きではない。主部はオーソドックスにまとめる。
第二楽章は過度にカンタービレじゃないところはやや良いが、穏やかにまとめている、例によってturnなどの装飾がヤワだ。
メヌエットはゆっくりめで典雅、もう少し快活さがほしいところ。
終楽章、普通くらいのテンポだが、快活でfでのエネルギッシュに押してくる感覚は良い、VPOの美音も聴かせる、展開部の139小節から、やや弱奏に下げるという表現を取っている、ポリフォニックな部分をじっくり聴かせる狙いか、
sc02_20161220102000f0a.jpg
R.ランドン版
sc sym92
自筆譜
これもバーンスタイン盤と似ている、ランドン版にもハイドン自筆にもそういう指示はなく、演奏者の裁量だが、fのまま進んで力感を維持するほうが良いと思うのだが。
(*ランドン版でも表情記号など補筆された部分があるが適切な範囲だろう)

No.96ニ長調「奇跡」がカップリングされているが、同系の演奏だ。やや編成の大きな響きで、フィリップス盤に期待する各パートの明瞭さは今一つ。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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