Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話題など

C.ホグウッド:ハイドン 交響曲 No.51  

新年聴き始めはハイドンからいきます。

ハイドンの疾風怒涛期の交響曲には名作が多いが、この51番も他に引けをとらない隠れた傑作、しかし全集ものでしか録音される機会は少なそうだ。過去にはピノック盤(アルヒーフ)を取り上げたのみだった、ホルンの名人技が魅力な曲でもある。
hog hay sym51
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内O


交響曲 No.51変ロ長調
第一楽章vivaceは活気を持って始まるが、fとpの対比が大きく、ベーシックな小編成でなかなか懐の深い構造を聴かせる、展開部は第二主題で入り、108小節から、再現部に入ったように思わせ、117小節から様相を変え「まだだよ」と気付かせる・・
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疑似再現とわかるだけに期待させる、そして展開部後半は一段と深い魅力、本当の再現部から最後までもひじょうに練られていて引き付ける。
第二楽章、深く穏やかな疾風怒涛期らしい緩抒楽章であり、さらにホルンの美しいソロが見事に溶け合う、6小節でナチュラルホルンの最高音、12小節で最低音が吹かれる。ソナタ形式でやはり後半が一段と深みに誘う。
メヌエット、簡潔で小気味よいメヌエット主題、トリオが2つあり、第一トリオは弦楽のみ、第二トリオはホルンの切れ味が聴かせどころ。
終楽章、ロンド主題が結構旋律美を持つが、ホルンの響きも印象的、間奏部分も味わい深い。
全楽章ホルン・コンチェルト風な楽しみと交響曲らしい聴き応え、両面が冴えている。

ホグウッド指揮、AAMの演奏は活気を持たせながら、角張らず気品があり、ホルンのソロも申し分ない、弦楽が飽きない響きだ。反復が全て行われ、傑作を満喫できる。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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