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C.ホグウッド:ハイドン 交響曲 No.23  

"初期作品"といってもモーツァルトは主に10代の頃を差し、ハイドンの場合はもう30代の作品となり、意味合いが違ってくる、確かにモーツァルトの初期は才気あふれて引き付けるものはあるが、ハイドンはさすがに長じた技で、各時期における完成度の高さを聴かせる。haydn
今日は初期で好きな曲の1つ、交響曲第23番ト長調をC.ホグウッド指揮、AAMの演奏で聴く。
hog hay s 23
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内O


交響曲第23番ト長調
第一楽章、アレグロ、ホルンを伴った大らかで活気に満ちた開始、obのみに主旋律を持たせ、弦は和声だけの部分がある、第一主題の終り34小節からのスタッカートはリズミカルに溜めを置くようで、これは繰り返し使われるが効果的だ、
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次の38小節からvn1のパッセージが導き、爽快な第二主題がホルンが加わって響く、
sc02_20170118095053d0a.jpg
この持って行き方がじつに心地良い。
展開部は対位法も使われ聴きどころだが、あくまで小気味よい仕上げで再現部へと流麗に繋げていく、ホグウッドの演奏は過不足なく上々、後半も反復する。
第二楽章、アンダンテ、解説本のI氏はつまらないらしいが、そんなことはない、すっきりとした良い主題のソナタ形式、弦楽のみの楽章だが、後半73小節から掛留で聴かれる2度がいつもながら魅力的な効果、
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AAMの弦楽の美しさは申し分ない。
メヌエット、洒落た主題でハイドンお得意の完全な2声カノンを用いたメヌエット、トリオは雰囲気を変えず、弦のみで3声カノンとなり、凝っている。
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終楽章、プレスト・アッサイ、6/8拍子の急速な楽章、あまりに簡潔で短く、最後は弦のピッチカートの弱音で消えるように終わる、どういう意図でこういう楽章になったかは謎である。
hog hay sym 23b
参考動画→ F.J.Haydn-Symphony No.23 in G major HobI:23 (Hogwood)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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