Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

空間と時間は一体  

I.ニュートンは物理現象は絶対空間と絶対時間の舞台の上で起きており、空間は物体には何も影響を与えず、時間はどこの場所でも一定のテンポで進み、その中で全ての法則が成り立っていると考えた。しかし空間は時間と一体関係を持つことをA.アインシュタインが明らかにした。光速度は一定であり、極めて高速で移動すると、空間が縮んで、自然に辻褄合わせが生じる。一方でアインシュタインは宇宙は不変だと考え、量子論にも否定的だった。micha
また空間は物質がまったく無い真空であってもエネルギーを持った存在で、1948年、ヘンドリック・カシミールが真空では粒子が対生成と消滅を繰り返していると予言した、
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Hendrik Casimir(1909-2000)
これに基づき、1997年、真空中で極めて接近させた2枚の金属板の実験が行われた、狭い金属板の隙間より、外側の方が粒子の対生成と消滅が活発なため、金属板は押し寄せられ(カシミール効果)、真空は何もないのではなく、超ミクロでは賑やかな場だと判明した。
Casimir_plates.jpg
カシミール効果
量子力学では、素粒子レベルの世界は時間の前後関係が曖昧で、粒子もある場所に現れては消え、別の場所へ現れたり、という非常識な世界らしい、
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水素原子で言えば、①のように陽子を周っている粒子とイメージされていた電子は②のようにモヤがかかったみたいに確率的に存在し、人間の観測という外部からの影響で、ある場所に1つの粒子として現れる、人間サイズのマクロ世界では物質は明確に存在し、時間は一方向に推移するだけである。(たしか理論物理では時間の一方向性は示されなかった)
「ドラエモン」は未来からやってきたという設定だが、我々は進んで行く時間の最先端に居るのであり、未来世界はまだ存在しない、よって未来の何者かが来るはずがない、恐竜が繁栄した過去の世界は確かにあったが、今は存在しない、存在しない過去へも行きようがない、と考えるのは間違いだろうか?
特に「過去に行く」というのには無理があり、それをさせない自然の法則があるのだろうと考えられている。自分から未来へ行くのなら、運動系の違いによる時間差の利用、又は人工冬眠?など技術さえあれば可能だと思うが、言い換えればいずれも時間経過を待つことになる。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: 科学・自然・雑学

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