Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.ヴァイル:ハイドン 交響曲No.45「告別」  

ヴァイルによる「告別」、随分前から持っているのに取り上げていなかった;久しぶりに聴いた気がします・・?
b v hay45
ブルーノ・ヴァイル指揮
ターフェルムジーク・バロックO
1993年録音


交響曲No.45嬰ヘ短調「告別」
第一楽章 Allegro assaiは十分に急速、速い3拍子の一拍目に強くアクセントを置き、簡潔な動機が切れ味鋭く貫かれる、vn2のシンコーペーションも明確で整った演奏だ、少し多めの弦編成が効いている、
sc01_20170212095610349.jpg
管もバランスよく明確に聴ける、基本的に単一主題で書かれ、展開部の108小節からpで新たな主題が一時の安らぎのように出るが間奏的で、休符を置いて142小節からが再現部と思われる、
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163小節あたりから、転調でより深く引き込む、この楽章も型破りと言える。
第二楽章 Adagio、疾風怒涛期らしい緩抒楽章で弦は弱音器をつけるが、ヴァイルは過剰なレガートを避け、淡々としながら、一段と弱奏の美音に集中させる、
メヌエット Allegretto、トリオも含め、節目をつけたヴァイルらしい快活な演奏。
終楽章 Presto、プレスト楽章の切れ味は見事、97小節からが再現部と思われるが、109小節から弦がfとなって、特に区切りではない116小節からobとhornがfで和声を鳴らしだす、
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121小節からが頂点なのだが、先行して偉効を奏するようだ、また116小節からバスがポリフォニックになる。
続くアダージョ、楽譜は始まりからvnは4パートに分けて書いてあり、管、バス、と徐々にパートが減って行く、最後はvn2本のみとなり、消えるような弱奏で終わる。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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コメント

こんにちわ

ターフェルムジーク・バロックOのBOXにあるヴァイルの告別を聴いてみました。デイヴィス盤に比べて第1楽章と第4楽章の最初が凄く速い気がしました。好みの分かれるところですね。
ところで、一般的に室内オーケストラの録音は、ヴァイオリンのエネルギーがチェロ、コントラバスのそれに比べてかなり強く感じます。これは大オーケストラよりもヴァイオリン人数が低音弦人数に比して多めである事が関係しているように思っているのですが、どうお考えですか。

LUTE #- | URL
2017/02/12 13:08 | edit

LUTEさん こんにちは

>「告別」、もっと速い演奏もあります;

現代的なオケはホモフォニックな部分で主旋律を弾くことが多いvn1を多めにするようですが、C.ホグウッド盤のような、当時のエステルハーザ・オケを再現した編成なら、vnの数も少ないので、低音ともバランス良く聴けると思います。低音はファゴットを重ねて補強する所もありますね。あとは必要な声部を明確に聴かせるバランスコントロールだと思います。

michael #xNtCea2Y | URL
2017/02/12 15:28 | edit

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