Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話題など

球状星団の中心に"中間質量BH"  

宇宙・天体に関する記事も少しずつ準備していますが、その間にもNASAやESO、国立天文台などから、次々新情報が入ってきて、今日の記事も少々古いもの?となります;

13400光年にある球状星団、きょしちょう座47(NGC 104)は星団の中心部に非常に明るく高密度の中心核を持つことで知られている。この中心部には太陽質量の100倍~1万倍の中間質量ブラックホールがあると予測されていたが、その証拠は見つからなかった。
47tuc.jpg
きょしちょう座47(撮影HST) 拡大 (このフルサイズ画像は圧巻)
BHの存在を確認する方法として、一つはBHに落ち込むガス雲の摩擦が放つX線を捉えることだが、球状星団には星の材料のガスも殆ど残っていないのでこれは期待できない。
もう一つは、銀河系中心の「いて座A」のように、何も見えない箇所を中心にいくつもの恒星が公転しているのを捉えれば、そこに大質量BHがあることが証明できるが、球状星団の中心部は星が密集し過ぎて、個々の星が運動する様子を見分けるのは不可能である。

米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究チームはまずこの球状星団全体で観測できる星の動きを捉えた、多くの星が複雑に動き回っている中でも、質量の大きい星ほど星団の中心部へ集まるはずだが、それが外部にも移動しているのがわかった、これは大きな星が中心のBHに接近した結果、強い重力で高速度星のように放り出されたと考えられる、もう一つとして、この球状星団にあるパルサーも中心から離れた位置にあることが観測され、これも同様にBHの仕業と見られる、
6519.jpg
以上の間接証拠から、太陽2200個分と見積もられる中間質量BHが中心にあり、星々を掻き回していると推測されている。

ご覧いただき、ありがとうございました。
関連記事

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1429-66ce3299
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

ブロとも一覧