Micha クラシックとリュートの楽しみ

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C.ホグウッド:ハイドン 交響曲No.31「ホルン信号」  

31番「ホルン信号」はその昔、45番「告別」とカップリングされた、L.ジョーンズ指揮、リトル・Orch・オブ・ロンドンのLPで初めて聴き、ハイドンにはこんな爽快な曲もあるのか、と初期作品に興味をもつきっかけだった。しかし、有名曲に当るのに、レコーディングは思ったほど多くなく、手元には、ホグウッド、D.R.デイヴィス、N.アーノンクールの3つしかない、
今日は聴き逃していた?ホグウッド盤を聴く。h
hog hay 31
クリストファー・ホグウッド 指揮
エンシェント室内O


交響曲No.31ニ長調「ホルン信号」(*1765年の作曲で先日の40番より後の作品)
第一楽章 Allegro、4本のナチュラルhornによる一段と豪壮な導入で始まる、そして楽譜の[9]から、horn1ソロの跳躍に伴う滑らかな強弱法が印象深く、[13]の付点が切れ味よい、勇壮かつ優雅でもある名演だ。
sc01 c
弦楽もきりっと快活、flの上行パッセージが繰り返し入る、展開部もhornの導入の次、変形した第二主題で入る、[97]でvnⅠ、2が和声を刻む中、vaとvcが第二主題を堂々と弾く進行が心地良い、[112]でpのニ短調となった後、[119]から再現部。
第二楽章 Adagio、シチリアーノ風のリズムでコンチェルト・ソナタ形式のようだ、vnとvcのソロ、さらにhorn群が活躍する、後半の始まりはhornの妙技を聴かせる、AAMメンバーの冴えた演奏で魅了。
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メヌエットはすっきりとした良い主題、トリオはobとhorn、flの絡み合いが多彩に聴かせる。
終楽章 Moderato molto、変奏曲でオケの全パートが交替でソロや重奏により変奏を進めていく。テーマ提示、vcソロ、flソロ、horn重奏、vnソロ、アンサンブル、cbソロ、と引き付けていく、最後は急速になり、第一楽章冒頭を再現して終る。
ホグウッドは反復を省略しないので、結構な時間となるが、主役となるhornが充実し、AAMの各ソロも見事、エステルハーザOrchを再現したかのような名演に思う。
hog hay 31c
参考動画:
F.J.Haydn-Hob I:31-Symphony No.31 in D major "Hornsignal" (Hogwood)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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