Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

星が誕生する冷たい場所  

宇宙や科学に関して、記事をまとめている最中にも次々新発見の情報があって、追いつかない; 2、3年も前だったら、まるで見当もつかなかったことが明らかになってきている。

今日は新発見の先導役、アルマ望遠鏡のサイトより、
ほうおう座の方向、57億光年の距離にある「ほうおう座銀河団」の中心にある、活動銀河の銀河核周辺のガス分布を捉えたところ、中心の超巨大BHから噴き出される双極ジェットが上下方向に超高温の希薄なガスの泡構造を作っているのがわかった、またこの超高温のジェットの根元付近を取り囲む低音のガスの分布があることもわかった。
nrao17cb01a_nrao.jpg
ほうおう座銀河団の合成画像:青はチャンドラX線宇宙望遠鏡が捉えた高温ガスの分布、上下の暗い部分が特に高温で希薄となった泡構造、オレンジがアルマ望遠鏡が捉えた低温ガスの分布、背景はHSTによる画像。

ガスというのは高温になるほど分子の動きが活発化して膨張し、低音になると収縮する、高温のところではガスが拡散するので星は生れにくい、星が生れるには低温でガスが集まる場所が必要だ、強い熱源のある活動銀河に多くの星があることと矛盾していたが、今回、星を形成しやすい低温ガスの分布域が見つかった。
nrao17cb01c_nrao.jpg
この低温ガスは星形成の材料となり、超巨大BHのエネルギー源にもなる、
研究者であるブライアン・マクナマラ氏(カナダ・ウォータールー大学)は、「今回観測した超巨大ブラックホールは確かにガスを噴き上げて泡状構造を作りだし、周囲のガスを加熱しています。しかし同時に、十分なガスを冷やしてもいたのです。」と語ったそうだ。
どのように冷やされるのか、以下は推測だが"冷やす"といえばこれしか思いつかない;
ガスを圧縮したスプレー缶から噴射を続けると、缶が冷たくなってくる、圧縮ガスが放出されると熱を奪っていくからで、冷蔵庫やエアコンも同じ原理だが、これと同じことが中心の巨大BH付近で起きている、ということかも・・

ご覧いただき、ありがとうございました。
関連記事

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1434-b8620920
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター