Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

T.ファイ:ハイドン 交響曲No.70  

ハイドンの60~70番代には傑作も多いが、演奏機会の関係で不揃いと言える、交響曲に集中できない時期があり、歌劇など他の作曲からの転用もある。
今日はラックに入れっぱなしで忘れていた;T.ファイ盤で第9集、70、73、75番のアルバムより70番を聴く、70番はちょっと異風で、凝った楽章と簡潔に仕上げた楽章とあるようだ。
fey hay 70
トーマス・ファイ指揮
ハイデルベルクSO


交響曲No.70ニ長調、
第一楽章はtrp、timpの入る祝祭的な曲、晴れやかな気分で轟く、ここはファイの手腕でキレのよい演奏だが、展開部も含め全体に簡潔。
第二楽章、「二重対位法によるカノン」というタイトルが付いている楽章は珍しい。二つの主題による変奏曲で短調の悲歌的な主題が印象的。
メヌエット、第一楽章とバランスのとれた活発な主題のメヌエット、トリオは実に素朴。
終楽章、vn1のppで始まる動機はD音を刻む、パルス発信音のようだ、人間ドックの聴力検査を思い出す^^;バスが単純な呼応を聴かせる、
sc01_20170307103201605.jpg
このような導入部分があり、ファイはフェルマータを追加し、効果をつける、しかし休符を置いて[27]から一転、この動機がいきなり見事なフーガとなる、ヘンデルのフーガ楽章にも似たバロック的な魅力を彷彿させ、trp、timpが加わって独自の輝きも放つ。後半は長調に変り、もう一息盛り上げてくれる・・と思ったところでまた冒頭の"発信音"、スパっと鋏が入って終わる、もう少し聴かせてほしいが、短く終るように書かれたようだ?ファイは速めのテンポで明確に畳みかける。
第二楽章と終楽章が聴きどころだ。

ところで、これまでに取り上げたT.ファイ、ハイドンの過去記事を拾ってみた、まだ抜かしている曲もかなりあるので、書いていきたい;
交響曲No.90 
交響曲No.40 
交響曲No.97 
交響曲No.87 
交響曲第98、103番 
交響曲第99、100番「軍隊」ほか 
交響曲第43、25、36番 
交響曲第26、27&42番 
交響曲第 1、4、5、10番 
交響曲第102番ほか 
交響曲第52番 
交響曲第53番「帝国」 
交響曲第96番 「奇跡」 
交響曲第86番

新譜の23集(2枚組)はこちらには8日以後に届く予定で、これも届きしだいに^^

ご覧いただき、ありがとうございました。
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