Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話題など

有田正弘:モーツァルト fl協奏曲No.2  

国内盤があり、いつでも買えるものは後廻しになるが、これもぜひ聴きたいと思いつつ先送りになっていた、有田正弘氏のflトラヴェルソによる演奏、さすが日本の第一人者、2006年の録音だが、最先端の内容だろう。オケは寺神戸亮(vn)がリードする東京バッハ・モーツァルトO(ピリオド楽器)。flソロの管弦楽作品を集めた2枚組アルバムより、fl協奏曲No.2を聴いた。DENONの録音もこの上なく鮮明でナチュラル、各楽器の特徴まで聴こえてくるようだ。
arita mo fi con2
有田正弘(フラウト・トラヴェルソ)
寺神戸亮(リーダー)
東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ
横浜みなとみらい小ホール 2006年 DENON


fl協奏曲No.2ニ長調 K.314
第一楽章 Allegro aperto、前奏は活気のある良いテンポで、しなやかタッチ、弦の美しさが際立つ、tuttiの力感も十分、flソロが始まるとオケの伴奏は各パート1人ずつが奏でるようにしている、これは当時の演奏習慣でもあったそうで、1本のflソロとバランスが取れ、弦パートは複数人が奏するよりも明瞭で美しい、[37]~など、vnが2本のみとなり、純粋な響きだ。
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有田氏のflトラヴェルソは高貴な雰囲気を漂わせ、特異な要素なく味わい深い、
第二楽章、Adagio ma non troppo ここも弦楽tuttiのしなやかさが印象的に始まる、そしてflソロになると伴奏も一人ずつ、この楽章はこれが一際効いてくる、[11]からflソロはぐっと弱音基調で囁くように内面的、2本だけのvn伴奏もデリケートに溶け合う、flソロは跳躍後の高音が一際滑らかで、これだけでも価値が高い、
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適切な装飾も加え、この曲の第二楽章の理想と思える。
終楽章、Rondeau Allegro ちょうど良い心地よいテンポ、テクニカルな楽章でもあるが、完璧でさらに鮮やかな装飾も見事、常に寄りそう伴奏の弦が美しく耳を引く。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: モーツァルト

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