Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ハッブル宇宙望遠鏡:27周年  

1990年4月24日に打ち上げられて以来、当初予定された運用期間を過ぎてもいまだ健在で貴重な天体の姿を捉え続けている、HST(Hubble Space Telescope)には感慨深いものがあり、成果は計り知れない。
HST_2017042701541397b.jpg
Hubble Space Telescope
若い人にとってはこの鮮明な天体画像が当たり前かもしれないが、我々の小学生の時分、天文の本には当時最大の地上望遠鏡で撮っても下のような写真しか見られなかった。
m104c_2017042701552434d.jpg
M104(ソンブレロ銀河):地上望遠鏡
これがHSTでは桁違いに鮮明となり、(HST画像→M104)後方の遥か遠い銀河まで多数写り込んでいて、宇宙の奥行きを実感させる。可視光画像なのがさらにそう感じさせる。合体する銀河、風変わりな天体など、立体感があるので、そこで何が起きているのかも直感しやすい。
近年は補償光学装置により地上望遠鏡でも解像度は上がったが、それまでHSTに比較し得る望遠鏡はなかった。
HubbleArp87.jpg
衝突銀河 Arp87:HST
NGC_4013.jpg
銀河 NGC4013(超新星SN1989Zが現れた時):HST
Hs-2016-13-a-large_web.jpg
NGC7635(バブル星雲):HST 
拡大画像

太陽系惑星の詳細な姿を見るにはさすがに探査機を要するが、海王星までならHSTでも有益な画像が得られる、探査機ニューホライズンズが捉えた冥王星の接近画像と、HSTが限界に挑戦して何とか捉えた画像をあらためて比べてみるのも面白い、
HST Pluto
ニューホライズンズによる冥王星 メルカトル画像
動画→冥王星の自転
134340 Pluto2
HSTによる冥王星の自転一周分
こうして見ると中段のあたり、クジラ形で暗い「クトゥルフ領域」やハート形で明るい「スプートニク平原」に該当する部分が捉えられているように?見える。

更新されるHSTのサイトを時々見ると、宇宙美術館と言える画像が多く飽きることはない。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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