Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

照明と弦  

過去に、演奏の最中に、休符の間を利用してさっと調弦をなおすギタリストを見ました、左手は押弦したまま、右手を糸巻きに持ってくる早技です。何故そんな必要があるのか、ナイロン弦が安定していないのか?かなり照明が明るかったので、たぶん熱のせいかと思います、電圧下げて、暗めでもよいと思うのですが・・
これまでのステージ照明の主流だったハロゲンランプは確かに熱射が強く、赤外線を多く放っています、透明なナイロン弦は赤外線が侵入し、光ファイバーみたいに内部で乱反射して、温まりやすいかも?しれません、ギター奏者は器用に調弦を直しているが、音楽と関係のない動作がそそくさと入ると、手際良い仕事ぶりだけ見るようで、音楽の気分を削がれます;この技はガット弦しか無かった時代、必須だったとも聞きます、歯車式糸巻きに限った事でペグ楽器では出来ません;また冷房を客席にちょうどよく設定すると、出演者には相当暑い、というバランスになるそうで、ステージに立つ人の宿命か;
*ハロゲンランプは紫外線も多いそうで、長く当てると太陽光と同じく、着色物は色褪せするそうです。

幸い、自分はまともな照明の場所で弾かないし^^;あったとしても極力暗くしてもらいます;
最近、ステージ照明もLED化が進みつつある、と聞きますが、どの程度かはわかりません、
LED l
LEDスポット
しかしLEDにすると赤外線も紫外線もほとんど出さず、熱射もないので、人は快適だし、弦楽器のピッチも安定しそうです。
LED s
LED導入のホール(通常色の照明)

ギターやリュートに使う弦も種類によって、周囲の影響の受け具合が違います。
ナイロン弦が温度による影響が一番大きく、温度が低いとピッチが下がり、高いと逆です、変化幅が大きく、時間的にも変化が早い、ナイルガットも温度の影響があるが、変化幅はやや小さい、ただし細い弦と太い弦で狂い方が違う、なお、巻弦は影響が少ない。ガット弦は温度変化よりも湿度変化の影響が大きい、早い時間から演奏会場に持ち込み、そこの空調(湿度)に十分慣らす必要があるでしょう。KF(フロロカーボン)弦は、意外に温度による変化幅が小さく、低音に張る太いのは、安定すれば殆ど調弦要らずで助かる、もちろん湿度は関係なし。
1つの楽器に狂い方の違う弦をごちゃ混ぜに張ると大変です;混ぜるとしても、1、2本だけにしたいです。
6c lute
ご覧いただき、ありがとうございました。
関連記事

category: 楽器について

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1519-a57c057a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター