Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.ヴァイル:ハイドン 交響曲No.97  

脱線が多く、「どこがクラシックとリュートじゃ、」と言われそう;
久々の音盤聴きで、ハイドンです。
ヴァイル指揮による演奏は聴かせどころをよく掴み、しかしあまり几帳面に仕上げた、という印象なく爽快だ。
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ブルーノ・ヴァイル指揮
カペラ・コロニエンシス


交響曲No.97ハ長調
第一期ロンドン交響曲の中でも特に斬新で充実した内容をもつ、
第一楽章、序奏はtimp入りの開始だが、flとvn1が重なる雅びな響き(この旋律は主部にも現れる)、ヴァイルは速めにさらりと行き、快活に主部Vivaceへ繋げる、程良く快速で、パンチの聴いた心地よいfで始まる、[63]~[74]にかけての全パート、ユニゾンは意表を突く、
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その後涼やかな第二主題が続く、展開部は[123]から木管のポリフォニックな三重奏が魅力だ、そこに各弦が第一主題動機を掛けてくる、
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再現部では[193]から劇的な変化を見せ、入念な内容を盛り込み、終結まで結構長い。
第二楽章 Adagio ma non troppoはヘ長調で変奏形式、変奏手法としては典型的だが楽しませる、第一変奏は3連符型、第二変奏はヘ短調となり、強奏でtrp、timpが驚かす、[84]からの第三変奏はvnにal ponticelloの指示があり、駒の近くを弾く音だ。
メヌエット Allegretto 祝祭的なテーマでtimpの打音が目立ち活気がある、トリオはレントラー風か?平穏になる。
終楽章 Presto assai ロンドの要素が強いが斬新で充実している、同音連打が印象的、ヴァイルは速くしすぎず、ガチっとした構えで聴かせる、展開部のポリフォニックな書法が見事、102番の終楽章も予期する感じ、終結に向かって痛快だ。
97番の演奏としてはT.ファイ盤とともに気に入っている。

ご覧いただき ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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コメント

脱線しても大丈夫

ミツワ石鹸のCM懐かしいですよ。
脱線しても大丈夫。
私なんぞ、桃の実の成長にクナのブルックナー3番を貼っちゃいましたもん。
この処ハイドンの交響曲を聴いていません。
以前全集を一気に??聴きまくった報いでしょうか(笑)。

MK #- | URL
2017/06/05 11:16 | edit

MKさん こんにちは

クラシックもぼちぼち聴いてはいますが、いいな、と思っても総譜の段数が多い曲になると記事にするのが、すごいホネで・・^^;ついシンプルな方に偏ってしまいます。
ハイドンの全集盤は曲を知る基盤にしていますが、演奏により大きく魅力が変わるのを楽しみとしています。

michael #xNtCea2Y | URL
2017/06/05 13:43 | edit

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