Micha クラシックとリュートの楽しみ

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超新星爆発なしで"BH"  

先日も取り上げたケフェウス座の銀河NGC6946は超新星爆発が頻発していると書いたが、何故頻発するのか、一見普通の銀河で活動銀河らしい姿ではないが?しかしこれまで、なにか活動的な様子を見せている。m
NGC6946-Subaru-Gen.jpg
NGC6946(2000万光年 すばる望遠鏡撮影)

5月31日NASA JPLによると、同じNGC6946銀河にあったN6946-BH1という大質量星(太陽の25倍)が超新星爆発を起こさず、直接BHになったらしい、と発表された。2009年にN6946-BH1が輝き始め、数か月、太陽の100万倍も明るく光り続け、(超新星爆発は起こさず)2015年には消えてしまった。確認のため、HSTとスピッツァーSTによる赤外線観測もされたが、存在は見られなかった、
ngc6946-bh1.jpg
N6946-BH1 消滅前と後
BHのでき方には理論上いくつかの道筋があり、中性子星が合体してもBHになるとか、宇宙初期には大量のガスが集まって、あまりに大質量のため星になることなく、いきなりBHになる場合とか、また恒星にはなったが、大質量のためその中心部にBHができ、自らを呑み込んでいく、という場合もあるらしい、ただこの中心部からは光速に近いジェットが噴き出し、超高エネルギーのガンマ線バーストが観測される。
今回のN6946-BH1はまた違う事例だろうか、数か月明るく光り続けたという記述しかない?
7566_illustration.jpg
経緯の想像図(NASA/ESA/P.)
拡大画像
このように超新星に至らず、真っ当な生涯をおくれない星が全体の1~3割だと推定され、超新星爆発の件数が予想されるより少ないという根拠にもなるそうだ。

ご覧いただき ありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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