Micha クラシック&リュートの楽しみ

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BH「事象の地平線」を検証  

様々な観測でブラックホールの存在は確実と見られるが、BHには光が逃げ出す速度と引き込まれる速度が釣り合う面があり、そこを「事象の地平線(地平面)」という、
BH tokei
地平面はシュヴァルツシルト半径とも呼ばれ、BHの質量で大きさは変わる。
よく落下物が落ち込むと、離れた場所の観測者には、地平面に貼り付いて止まったように見えると言われる、これはシミュレーション等で可視化した場合で、実際は真っ暗で見えない。
BH-swallow_2017061309421569a.jpg
事象の地平線を横切る星(Mark A. Garlick/CfA)
事象の地平線はA.アインシュタインの一般相対性理論から導かれるが、今のところ理論上のもので、実在は確認されていない、そこで、米・テキサス大学オースティン校のPawan Kumar氏らのチームは、銀河の中心にあるのが大質量BHではなく、大質量だが硬い表面を持った天体であると仮定、もしそうなら、そこに星が引き寄せられれば、消滅ではなく、衝突の様子が観測されるはず、ぶつかった星は破壊され、大質量天体を取り巻くガスとして、数ヵ月~数年くらい輝くはず、と推測できる。そんな様子を捉える観測をパンスターズ望遠鏡によるサーベイ観測(空の広い範囲の観測)で行った、
PS1dome.jpg
パンスターズ望遠鏡
しかし「硬い表面」を示す観測結果は一つもなかった、これが事象の地平線の実在を示す、逆説的な証拠になる、とのことだ。

ところで、今までの観測はBHを示す間接証拠だったが、直接、実写画像で見ようとする挑戦が続いている、見るとは言っても本体は真っ暗と思われるので、周囲の光の中央に事象の地平面が暗く浮かぶ「ブラックホール・シャドウ」を見ることになる、ズバリ見えれば、検証もへったくれもなくなる!^^ 過去記事:ブラックホール・シャドウ
世界の電波望遠鏡のネットワークで地球サイズ口径の解像度で見ようというものだ、アルマ望遠鏡も参加して、一応4月に観測は済んでいる
BH04.jpg
見える様子の予想図
≪続く≫

ご覧いただき ありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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