Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

O.スウィトナー:モーツァルト 交響曲No.35「ハフナー」ほか  

O.スウィトナーの録音は旧東独のシャルプラッテンが収録し、「エテルナ」レーベルで出ていたはずだが、国内ではその音源から一部が東芝EMIや日本フォノグラム、ポリドールから出ていた。高校の頃注文した、モーツァルトのセラフィム盤2枚組は今も貴重で、のちに出た再版盤より充実している、特に「ハフナー」は最初聴いて驚いた。m
sui moz lpsui moz lp 02
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1968年録音(国内盤:東芝EMI)


交響曲No.35ニ長調K.385「ハフナー」
第一楽章 allegro con spiritoの異例な急速テンポとSKDの緻密な合奏力による心地よい切れ味、急速でもカラヤンの"レガート漬け"とはまるで違う、[58]からのような、vn1のパッセージにclとflがぴたり重なって聴こえるのも見事、
moz sym 35b
キリっとした気合いと同時に、清涼サウンドで、力の抜けた大らかさも感じる、続く楽章も同様に心地よい。
sui you tube 01
you tube:Mozart, Symphony No 35 Haffner, O.Suitner
*↑動画はLPの再生音だが、ターンテーブルの回転が速すぎ、半音近くピッチが上がっている
また、興味深いのがSKBを指揮した「ハフナー」のライヴ録音の動画があった、
sui you tube 02
you tube:Mozart Symphony No.35 "Haffner"- Suitner,SKB(Live,1981)
*↑こちらのピッチは正常v
'81年の録音だが覇気は変わっていない、完成度の点ではセッションのSKDだが、こちらはライヴの熱気が明らかでわるくないし、スウィトナーらしいサウンドも伝わってくる。
セラフィムの再版盤には入っていないが、No.31ニ長調K.297「パリ」も同様の快速でキレの心地よさこの上ない、
you tube:Mozart, Symphony No 31 , Otmar Suitner,cond
一方、No.29イ長調K.201の録音も日本フォノグラムから出ていたが、第一楽章はAllegro moderatoの指示どおり、かなりゆったり気味でまさに大らか、「ハフナー」や「パリ」での覇気との違いが面白い。
you tube:Mozart, Symphony No 29, 1st mov, Otmar Suitner, cond
重心の低い清涼サウンドも魅力で、エテルナ盤の中古LPが見つかればぜひ欲しいところ;

ご覧いただき ありがとうございました。
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category: モーツァルト

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