Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

A.ドラティ:ハイドン交響曲No.92「Oxford」【LP】  

CDの全集との聴き比べがしたくて、ドラティのLP盤をもう1枚だけ用意した、88番と92番「Oxford」、これで終りにしよう^^;先日のNo.103&104と同様、盤状態は極めて良好、カッティングも良い収め方で、最後まで問題なく聴ける。さすが弦の響きなど鮮度が良いが、CD化されたほうも申し分ないようだ。
a d hay 92aa d hay 92b
アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969~1972年 DECCA


まずは92番ト長調「Oxford」から、
第一楽章、序奏は清々しい、主部もすんなり馴染める自然さ、属七の動機が涼やかな弱奏で始まり、トゥッティ・サウンドはバランス良く引き締まる、R.ランドン版のスコアを重視した演奏、対位法を駆使した展開部も申し分ない、
再現部で[129]からのvn1の主題をflが追うところ、
sc01_20170726082544b1f.jpg
この録音では明確で印象に残る。
第二楽章 adagioはカンタービレの指定もあるが過剰にせず、節目をつけてすっきり、
sc02_20170726082746eee.jpg
中間部[40]からニ短調となるが、ドラティは弦のffをあまり強調せず、心地よい響きで緊迫した効果を出す、木管のみによるアンサンブルも聴きどころの楽章。
メヌエット allegrettoはゆったりした感覚で、期待どおりドラティは過剰に重くしないのが良い、trp、timpが明確で効果的、トリオは管に対し、vnが密やかに引く対比がいい。
終楽章は見事なソナタ形式、ドラティは快速に行くが構成美はくっきり聴かせる、弦のpで始まり、[32]からのトゥッティが引き締まる、対位法的な展開部はすばらしい、
再現部の[267]からバス部を吹いているhornが明快でこれも印象的。
sc03_201707281407016de.jpg
ドラティの「Oxford」も正統的だが古い感覚ではない、いつもどおり弦、管ともに美音で味わいがあり、数ある中で最良の演奏に入る。
you tube:Symphony No 92 G major 'Oxford', A.Dorati Philharmonia Hungarica
ドラティ盤のハイドンSymphonyは殆どがyou tubeに挙がっているが、好録音なので良いシステムで聴く醍醐味もある。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

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