Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

レコード盤の寿命  

音の波形をそのまま盤面に記録する蓄音器は1857年、フランス人エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルが発明したそうだが、再生が出来なかったらしい;
T.エジソンが1877年に初めて実用化して以来、この原理は100年越えて用いられた、m
EdisonPhonograph.jpg
エジソン式蓄音器
エジソンは円筒に刻んだが、プレス複製で大量生産できる円盤型が定着することになった、ただしLP時代から内周部の歪みが後々も短所となった、1970年代にはカッティングや再生機のクウィリティは最高に達した。

レコード盤を聴き始めた頃は簡易なシステムで、交換針も"サファイア針"というレベルだった、また初期は完全に静電気を除去できるスプレーもなかった、あるいは盤の塩化ビニルを溶解させてしまうスプレーもあった;当時は古い日本家屋だったので隙間風も入り、砂埃も多かった、こんな環境で聴いていた盤は確かに痛んでいたと思う。
その後、良質な針やトーンアームが普通となり、盤の静電除去やクリーニング用品も優れたものが出てきて、埃ノイズは皆無になった、
lp_20170731080842dfe.jpg
おそらくこれ以後に買ったレコード盤は殆ど健在のようだ、気に入って頻繁に聴いた盤も問題ない、塩化ビニルは殆ど劣化しないので、録音面に手を触れず、毎回クリーニングするなど、取り扱いに注意すれば、孫の代まで聴けるのではないだろうか。
針の寿命は一応、メーカーの目安として再生時間が示されているが、実際のところわからない、再生音が良好な間はOKだろう。

しかし、針が接触して音を拾うレコード盤より、光で読みとるCDのほうが保存性が高い、とデジタル時代が予想より早かったのを喜んだ。
CDは透明なポリカーボネイト盤の片面にデータがアルミ蒸着してあり、その上にコーティング剤がレーベルとともに印刷される、読みとり面より、蒸着面側の保護が重要だ。
002_20170731125621c8d.jpg
下写真は過去に火災があって;たぶん化学繊維の建材や家具が酸性の蒸発物を出し、それにさらされ、コーティングとアルミ蒸着が腐食したものと思われる?
cd00.jpg
ま、これは極短な例で^^;CDは小さな欠落が数か所あるくらいなら問題ないが、こうなると再生できない;コーティングは薄く透明なのが多いが全面分厚いほうが良いかもしれない。
cd01_201707310813596f9.jpgcd02_20170731081409395.jpg
右のタイプは剥げ落ちしなかったと思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: オーディオ

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コメント

いつも 訪問ありがとうございます
 くまの高校の頃には
  木工ボンドを 薄めて レコードに塗って
   乾いたら はがすと ゴミも 一緒に
    くっついて はがれるってのが ありました

北海道のくま #- | URL
2017/07/31 18:35 | edit

盤面パック

くまさん こんばんは

これは溝の底まできれいにできそうで、良い方法ですね!
盤面パックのような製品の記憶がありますが、木工ボンドでできれば超安上がり、
大枚はたいてレコード洗浄機を買うより効果的かと思いますv
必要のある盤があったら、ぜひやってみたいです、ありがとうございました。

michael #xNtCea2Y | URL
2017/07/31 22:31 | edit

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