Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

A.ドラティ:ハイドン 交響曲No.82「熊」  

ハイドンの交響曲全集で、単独盤でも欲しいような演奏は、A.フィッシャー盤やD.R.デイヴィス盤の中にもいくつかあったが、ドラティ盤はその密度が高い、
今日はパリセットからNo.82「熊」、
過去に聴いた中では、モダンorch.に絞ると、コリン・ディヴィス(RCO)盤がひじょうに良かったが、ドラティ盤の整った心地よい演奏は同格か、上を行くくらいかも。
a d hay82 you tube
アンタル・ドラティ 指揮
フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969~1972年 DECCA

you tube:Symphony No 82 C major'The Bear' Antal Dorati PH

交響曲No.82 ハ長調「熊」
第一楽章 Vivace assai
ドラティは快速なテンポだがランドン版のffの始まりはさほど強奏ではない、これが力み過ぎず心地よい印象を与える、[5~7]でpとなり、[8]のfからぐっと力感が入ってくる、ドラティは強弱の設定が細かく効果的で、のちのS.ラトルの演奏を思わせる。
ポリフォニックな書法が多いが、[25]からバスが動機、vaがリズム、vn1,2がシンコペーションの和声、といった重なりが心地よい、hornの響きが浮き立ち効果的だ、
sc01a_20170828092207722.jpg
緻密に書かれた展開部と変化に富んだ再現部も引き締まり上々、
第二楽章 Allegretto
へ長調で始まる、小ざっぱりとした主題による変奏、
sc02a_201708280922519eb.jpg
なかなか充実感がある、ヘ短調となる変奏が挟まり、始めの主題に少し味な変化をつけて戻る、[175]から終結までの締めくくりが良い。
メヌエット、トリオ
これもパリセット共通のフランス好みっぽい主題、obやhornの響きが効き、timpが引き締め、気品を帯びた演奏
終楽章 Vivace
ハイドンの傑作終楽章の1つ、ドラティは程良く快速、pの部分をぐっと引き、立体感をだす、そんな中、hornの響きが効いている、
展開部は[140]からが壮大な対位法で素晴らしいところ、
期待どおり、ドラティは申し分なく決めるv

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 2

コメント

ハイドンのシンコペーションは、しばしばあります。この部分もそのひとつ思います。vn.パートとともに、HR.va.の動機も効果的だと思いました。

tenkichi995 #- | URL
2017/08/29 20:48 | edit

tenkichiさん こんにちは

ほかの曲でもそうですが、ドラティ盤はパート・バランスが良く、hr.も前に出て、こうしたところが聴き応えありますね。

michael #xNtCea2Y | URL
2017/08/30 13:06 | edit

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