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系外惑星から地球を発見?  

これまでもよく取り上げた、系外惑星の発見法として、恒星の前を惑星が横切る際の減光で発見する、「トランジット法」があるが、m
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球体が横切る減光パターン
英・クイーンズ大学のRobert Wells氏ら研究チームは、逆に今わかっている系外惑星側から(観測者が居たら)、我々太陽系の惑星を同じくトランジット法で発見できる条件にある惑星を割り出した、太陽系の惑星のどれかを発見できるのは68個で、さらに地球を見つけられる系外惑星は9個となった。しかし、地球を見つけてくれる人類並みの生命が居そうな候補となると今は1つもないらしい。これはあくまで、"こちら側"で発見している系外惑星に限ってのことで、未発見の惑星も多数あると思われる。
fig2.jpg
拡大画像
太陽系の惑星のトランジット現象を観測できる系外惑星の位置(必然的に、黄道に沿った位置になる)、線1本ずつは8惑星のうち1つのトランジットを見ることができる位置、青い線は地球のトランジットを見ることができる位置、つまりこの位置にある系外惑星上の観測者からは地球の検出が可能になる。(資料:2MASS/A.Mellinger/R.Wells)

トランジット法はいわゆる"食"の現象を見ることで、良い具合に惑星の公転面が観測側から水平に近いことが条件になる、しかし、"ぴったり水平"という確率は低い、仮に系外惑星から太陽系を見るとして、僅かに惑星公転面が傾いているとすると、
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*惑星は一部省略
太陽に近い金星、地球などは"食"を起こす範囲に入って発見される確率が高いが、海王星など外惑星は"食"の範囲から外れる、様々な傾きから見ても、中心星に近い惑星が発見しやすい。

系外惑星の発見法はほかに「ドップラー分光法」がある、惑星が周る重力の影響で中心星がわずかに揺れる、
003_20170915134140a16.jpg
観測側からみて、視線方向への揺れにより、光のドップラー効果が周期的に観測され、惑星の存在と公転周期がわかる、この方法は惑星の公転面が水平である必要はなく、傾いていても揺れが観測できればよい、ただし惑星の質量は下限値を知るだけとなる。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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