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高速自転するレグルス  

我々の太陽含めて、恒星は誕生時の原始惑星系の回転を残していて、大なり小なり自転している、中には超高速で自転し、遠心力で飛び散る寸前の恒星もある。
しし座のα星、レグルスは自転速度が秒速約320kmで、崩壊する速度の96.5%に達している。
constellation_map.jpg
Regulus_1.jpg
レグルス:距離約79光年、3.8太陽質量の準巨星で、白色矮星、赤色矮星を従えた4つの連星系の主星でもある
レグルスの高速自転は過去にも米・ウィルソン山天文台の光学干渉計施設で観測されていた。高速で自転する恒星からは偏光の生じた光が出てくると予測されていた。
レグルスは高速自転のため、赤道方向に30%も引き伸ばされた形をしているらしい、
re02.jpg
概ねこんな形だろうか、この歪みが偏光を起こすとのことだ。

9月19日、豪・ニューサウスウェールズ大学のDaniel Cotton氏らが、サイディング・スプリング天文台の高精度偏光計を用いてレグルスを観測し、上述の自転速度と光の偏光を初めて検出したそうだ。
Wire-grid-polarizer.jpg
*偏光:普通の光は電場および磁場があらゆる方向に振動する波が混合しているが、偏光は特定の振動方向のみに絞られること。

2017年8月21日(現地時間)アメリカ合衆国で観測された皆既日食。
8946_regulus.jpg
太陽左下の光点がレグルス(撮影:Astro Arts)
レグルスの自転軸もわかっていて、固有運動の向きと一致するそうだ。

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