FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

サンプルリターン  

2016年9月にNASAが打ち上げた小惑星探査機「オシリス・レックス」は地球でのスイングバイを終え、目的の小惑星:ベンヌ(直径560m)に向け飛行中だが、
OSIRIS-REx.jpg
オシリス・レックス
その後、地球や月を振り向いて撮影した画像が公開された、
aeth.jpg
17万kmから捉えた地球
arth moon
地球と月:これは地球から130万km、月から120万kmの位置から撮影、よってほぼ、地球と月の大きさ比較と離れ具合が実感できる実写画像となる。拡大
オシリス・レックスの計画は炭素質の小惑星であるベンヌ本体の観測とサンプルリターン、それにヤルコフスキー効果の観測が主なところだ。
関連過去記事:小惑星を塗装?
サンプルは円盤形状の装置を小惑星の表面に押し付け、窒素ガスで表面物質を吹き飛ばして採取する方法をとる。ベンヌへの到着は2018年、地球への帰還は2023年の予定。ヤルコフスキー効果は地上からの観測でも検出されているが、詳細なプロセスがわかるのを期待したい。
*小惑星ベンヌは1999年、カナダの宇宙望遠鏡:NEOSSatが捉えた動画が公開されている、
bennu.jpg
you tube:Alien Pyramid Structure found on asteroid 101955 Bennu
「Alien Pyramid」? ちょっと意外なものが映っていると、オカルト系がネタにしだすのが困りもんだ^^;まあ、この黒いものが何なのかも探査でわかるだろう、ヤルコフスキー効果のプラスになっていたり?^^

一方、JAXAが2014年12月に打ち上げた「はやぶさ2」も2018年に目的の小惑星:リュウグウ(直径700m)に到達し、サンプルを採取し、2020年末頃に帰還する予定。
hayabusa2.jpg
はやぶさ2
リュウグウも炭素質の小惑星だ、サンプル採取は先代と同じ「タッチダウン」方式だが、改良を加え、今回は事前に衝突体を撃ち込み、直径数mのクレーターを作って、深部の試料を採取する方法だ。(*衝突体は重さ2kgの純銅製衝突体を爆圧によって変形させつつ小惑星に衝突させ、クレーターを作る、この様子も撮影される予定)

このような太陽系内の探査は近未来の宇宙開発の基盤となるだけに結果は楽しみだが、どこも予算の獲得が難しいようだ、
両プロジェクトは互いのサンプルを共同利益とする協定を結んでいる、異なる採取法でトライすれば有効性を探ることにもなるだろう。

ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村

宇宙科学ランキング
関連記事

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1654-44ea0a84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック