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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ギターの裏面  

楽器の話が続きますが、これで一区切りとします;m

ギターのボディの断面は四角というのが、ほぼ定形ですが、昔は変化型もありました。
まずは裏板平面タイプですが、平面といっても、僅かに凸面にされたものが多いようです、裏板は複数枚の板が継ぎ合わされるが、接合面に僅かにカーブを付け、両端に隙間ができるようにする、それを圧力をかけて接着すると凸面になる。
001d_20171017110317e3c.jpgbg.jpg
裏板の継ぎ合わせ
外からの耐圧構造となり、バロックギターなど力木を施さない楽器もあるようです。
B g vob
バロックギター(ヴォボアン・モデル)
バロックギターも多くは断面が四角で、ギター属らしい音ですが、
マテオ・セラスのように裏側が一部球面になったものもあり、今もこのタイプは人気があるようで、コピー楽器が作られます、
b g02
球面は細いリブを継ぎ合わせてあります。音色もリュート属に近づいた感じです。
B G seras
バロックギター(M.セラス・モデル)

19世紀ギターには「ラプレヴォット」という楽器もあり、背面は厚手の板を彫り抜いて、ヴァイオリンのように膨らませたタイプです。
LaPrevotte.jpg
19世紀ギター(ラプレヴォット・モデル)
以上、それぞれが、響板内側の力木の付け方も随分違っていて、鳴り方も定形化されていない多様性が楽しめます。

現代のアコギにもラウンドバックと言い、これに近い楽器がありますね、
ft-flared_back_body.jpg
ラウンドバック
樹脂を型で固めて作るものもあるようです、内部での反射音がサウンドホールに集中して遠達性が出るようです。

今のクラシックギターはA.トーレス以来のスパニッシュ・タイプが標準型になっています、
オーケストラで使う楽器は標準型が必要でしょうが、ソロで弾くのが殆どの楽器は、もっと多様であれば面白いんじゃないかと思えてきます。(怪しげな楽器ではいけませんが;)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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