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金やプラチナの生れる所  

先般の記事「中性子星合体による重力波」の中で、赤外線の変化などの観測で、金など重元素が作られたらしい、ということに触れたが、さらに東北大学の研究チームがこの中性子星合体(GW 170817)の際の光の振動方向の偏りを測定していた、
press.jpg
中性子星合体のグラフィック画像(ESO:想像図)
結果、その光は振動方向の偏りが少なく、0.5%以下、ということで、この結果も中性子星合体で金やプラチナが作られたことを示唆しているそうだ。
もし、金やプラチナなどの重い元素が作られていなければ、電子の散乱が卓越して偏りが検出されるはずだが、重い元素が多量にあるとそれらの吸収によって偏りは小さくなるらしい。

報道の内容は以上だが、光の振動方向の偏りとは先日も記事にした偏光のことと思われる、
henko.jpg
特定の振動方向に絞られる
高速で自転する重い天体からは偏光の生じた光が出てくるが、重元素が多量に作られると偏光の度合が低くなり、多くの振動方向が混ざった光になる、という意味と思われる。
宇宙のどこで生まれたか謎だった貴金属の起源にまた一歩迫ったようだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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