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太陽系外から来た小天体  

また、観測史上初めて、というニュースが入った。m
国際天文学連合(IAU)の小惑星センターは10月25日、太陽系外から飛来したと思われる小天体「A 2017 U1」を見つけたと発表、
これまで見つかった、太陽に近づく彗星、小惑星はどれも太陽系起源のもので、カイパーベルトやオールトの雲からやってくるものと考えられる、これらは軌道のとり方によって、周期的にやってくるもの、あるいは惑星の重力で軌道が変わってしまい、太陽に近づくのは1回きり、というものがある、木星に捕えられ衝突した彗星もあった、
cavalie_et_al.jpg
シュメーカー・レヴィ第9彗星の衝突痕
周期的なものは長い楕円軌道をとるが、1回きりのものは放物線状の軌道をとる、
しかし、2017年10月19日、ハワイのハレアカラ天文台にある「パンスターズ」システムが見つけた彗星のような小天体が異例の軌道をとることに気付き、さらにカナリア諸島テネリフェ島の欧州宇宙機関(ESA)の望遠鏡で小天体を撮影、軌道を分析したところ、離心率の非常に高い双曲線軌道をとっていて、太陽系起源の天体ではあり得ない動きをしていた、
2017 u1
方向は太陽系の惑星公転面に対し、ほぼ真上(こと座ヴェガの方角)から秒速25.5kmでやってきて、9月9日に太陽に最接近し、この時は秒速44kmで通過、10月14日に地球から2400万kmの位置(地球と月の距離の約60倍)を通り過ぎた、
2017 u1 you tube
you tube:A2017U1 animation
これは1回きりの訪問で、あとは遠ざかるだけ、10月30日の時点ではうお座の方向約8500万~9000万kmのところににあり、この天体が「星間天体」である可能性が高いそうだ。大きさは直径160~400mの間と見積もられる(天体の密度で大きさが変わってくる)。

恒星間には浮遊惑星など大きなものは見つかっていて、このような小天体も数多あると予測されていたが、それが接近により初めて見つかったことになる、小さいけど特別なお客だ。
inKind_of_Planet.jpg
浮遊惑星:想像画

ご覧いただき、ありがとうございました。

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