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テレマン:トランペット協奏曲の魅力  

バロックのトランペット曲の晴れやかさには子供の頃から(たぶんラジオ放送で)惹かれていたが、今日はそんな記憶そのもののtrp協奏曲で、お馴染みの名作テレマンのtrp協奏曲ニ長調(TWV 51:D7)をいくつか、
曲によっては民族音楽的、灰汁の強さを出したりするのがテレマンの魅力でもあるが、これは4楽章とも純粋なバロック趣味で彩られる。

アドルフ・シェルバウム:trp
カール・リステンパルト指揮、ザール室内O.(LP)

te trp04
まずは、A.シェルバウム、高域を奏で、難しいバロックのtrp曲を復活演奏した先駆者だった、このテレマンの曲にしても最初に録音したのはシェルバウムかもしれない?バッハのブランデンブルク協奏曲No.2が吹けるのも、初めこの人だけだったらしい。彼に影響を受け、登場したのがM.アンドレだった。

ピエール・ティボー:trp
オットー・ゲルデス指揮、バンベルク交響楽団(LP 1970年)

te trp 03
フランスの奏者で、K.リヒターのミュンヘン・バッハO.でも活躍した、P.ティボーのtrpは輝きと艶やかさが堪能できる名盤だった、この時代らしい演奏だが、DGらしからぬ(DECCAみたいな)クリア・サウンドの録音も耳を惹いた、
第三楽章はロ短調で、trpは休みで弦楽だけなのだが、優美で味わい深い、
sc te 01
[9]からバスがテーマを弾くが、そのトリルに深々と重みがつき、編成の大きいモダン弦楽ならではの魅力と言える。

ニクラス・エクルンド:バロックtrp
ニルスーエリック・スパルブ指揮
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル(1995年)

te trp02
次はN.エクルンドのバロックtrpによる演奏、厳密にバロック期のtrpは管を巻いただけの何の仕掛けもない、ナチュラルtrpであるが、現代、古楽器として使われるのは管の途中に音程補正の孔が開けられたものが多い、しかしバルブ仕掛けのないtrpの透明感ある響きは替え難い魅力で、エクルンドは名手の1人である、しなやかな古楽器の弦楽が支える。

ルベン・シメオ:trp
ケン・シエ指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢(2008年)

te trp01
最後は若干16歳で録音した、R.シメオのモダンtrpによる演奏、M.アンドレ最後の弟子だったシメオの高いテクニックと滑らかな美音は最高、しかし弦楽とともに演奏スタイルは現代らしく、ピリオド指向だ。

参考動画はバロックtrpによる演奏
te trp you tube
you tube:Giuliano Sommerhalder -Telemann Concerto-Baroque trumpet
Giuliano Sommerhalder and the kammerorchesterbasel (leader: Julia Schroder)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: G.P.テレマン

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