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「光が進む様子」:超新星 SN 2014J  

2014年1月21日におおぐま座にある近傍銀河、M82に現れた超新星 SN 2014Jは白色矮星が連星の相方からガスを奪い、限界質量に達したとき爆発するIa型超新星だった。
m82 sn2014j
銀河M82(約1200万光年)に超新星 SN 2014Jが現れたとき
関連過去記事:Ia型超新星の爆発メカニズム

超新星など、突然明るく輝き、すぐに減光する天体現象があると、あらゆる方向に放たれた光が周囲にある塵やガスの雲に反射して遅れてやってくる、光のエコーが見られることがある、遠くにあるからこそ、秒速約30万kmの"光の旅"を観察できる、宇宙の大実験室だ。

ハッブル宇宙望遠鏡は爆発後も2年以上観測を続けた、
SN2014J.jpg
銀河M82に出現した超新星SN 2014Jの位置(×印:過去の撮影なので超新星は映っていない)と、上の5つの画像が光のエコー、左から2014年11月6日、2015年3月25日、11月12日、2016年4月8日、2016年10月12日に撮影された。
nasa you tube
you tube: Hubble Captures Supernova’s Light Echo
*少し歪な円に見えるのは、雲が濃い所ほど、光の速度を落としているせいかもしれない?

単純に言えば、超新星の爆発時の光は直接やってくるが、1光年離れた雲に反射した光は1年遅れてやってくる、この超新星の周囲の雲は300光年~1600光年の大きさに広がっていて、
001e.jpg
爆発時の強い光が達した所がシャボン玉のように膨らんでいく、と思われる。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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コメント

こんばんは。

michaelさん、こんばんは。

宇宙の話は本当に壮大ですね。そうかあ、瞬間的な光が(地球から観測できるかどうかは別として)何百年にもわたって反射しているんですね。一瞬のものなのにゆっくり消えていくのが印象的です。いつも素晴らしいお話をわかりやすく教えていただいてありがとうございます。

ばけぺん #ibS8y52A | URL
2017/11/23 21:41 | edit

ばけぺんさん こんばんは

身の回りでは一瞬の光もこれだけ距離があればスローなんですね、宇宙を観測する醍醐味ですv

爆発から1年経てば見える円の半径は1光年だ、とわかるので、あとは角度から、いつぞやの三角測量が逆向きに出来ますね^^

michael #xNtCea2Y | URL
2017/11/23 23:05 | edit

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