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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

「美しく修理」:金継ぎ、羊皮紙貼り  

「時間」の不思議に誰もが想いを巡らせたことがあるのでは・・? 我々が「今だ」と思う瞬間も、1秒も経てば過去になってしまう、次に今だ、と思っても同様・・絶対に前へしか進めない、たった今、割ってしまった茶碗も1秒前には確かに無事だったのだ^^;
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えるてさんのブログで紹介されている「金継ぎ」のお話が興味深かったですが、陶磁器の割れやヒビなどを漆で接着して、接合部分に金の飾りを施すというもの、漆は接着と欠損埋めの役割をする、さらに接合ラインに漆を下塗りして金粉等を付着させる・・大まかにはこんな要領かな、これがまた破損する前とは違った趣きの美しさになりますv
Kintugi_20171120104419d56.jpg
金継ぎした茶碗
これも時間の成り行きを受け入れた人の技でしょう、漆で接合したのは縄文土器にも見られるそうです。須恵器の時代になると、窯焼きで灰の成分が溶けて自然の釉薬になったり、古くから自然の成す味わいに親しんできたようです。

ところで自分が使っている西洋楽器、リュートにも似たことを感じました、
どこかにぶつけて破損してしまったり、弦の張力で徐々に変形してきたり、修理を重ねると外観が損なわれます、
この11コースluteは最も修理歴が多く、何度か響板を剥がして再接着しています、
11c lute01
11c lute02
薄い響板のヒビ割れは内側に継ぎ貼りをしますが問題は外側の補修です、響板の外周には上の写真のように黒い木のパフリング(縁飾り)がありましたが、そこも一部削り取ることになり、最終的に縁は羊皮紙で覆うことになりました、
11c lute03
これも昔からある修理法で、縁に白いラインが入るのも意匠的にわるくない、
使い込んだ風格みたいで気に入っています^^
Troy-Mouton.jpg
バロック期の絵画より
新品から羊皮紙貼りにすることもあります。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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