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「2番目に近い」地球サイズ系外惑星  

これまで、地球サイズの系外惑星といえば、赤色矮星を周るものが多く発見され、惑星が恒星の前を横切る際の減光で見つけ出す「トランジット法」が用いられてきた、地球サイズであれば、岩石惑星と見込める。m
仮に中心の恒星が太陽なみの大きさだったら、地球サイズの惑星が横切っても、明るさの変化は僅か過ぎて検知できないが、赤色矮星は元々小さく暗い星なので、小さな惑星でも横切れば明るさの変化が大きく、発見しやすい。
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惑星の大きさは同じ
たぶん大きな恒星の周りにも地球サイズの天体が、惑星あるいは衛星として存在するだろうが、発見が困難なだけだ。しかし、事前に存在を知らなければスターショット計画のような探査目標にもできない、(あとは一か八かで行ってみるしかない?;)

先ごろ、おとめ座にある「赤色矮星Ross 128」に地球の1.4倍ほどとみられる「惑星Ross 128b」が発見された。仏・グルノーブル惑星科学・天体物理学研究所がESOのラ・シーヤ観測所の3.6m望遠鏡に設置された分光器による観測を行って見つけた。
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惑星Ross 128bは約10日で公転しており、先般の「プロキシマ・ケンタウリb」に中心星の温度、距離など条件が似ていて、地球からの距離も11光年と、2番目に近い、
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ESO:想像図(プロキシマ・ケンタウリbの図とそっくり)
問題はこうした赤色矮星は激しいフレアを起こす傾向が大きく、惑星は強い紫外線やX線にさらされる、しかし今回のRoss 128は他の赤色矮星に比べ、はるかにフレア活動は穏やからしい、というのが好条件となりそうだ。
トランジット法が使えるということは、中心星の光で惑星の大気を透かして見ることができる、いずれ、JWSTなどが大気組成を調べ、生命起源の成分がないか探ろうという予定だが、期待される目標となりそうだ。だぶん惑星Ross 128bも潮汐ロック状態だろう、水があればこのようなアイボール・アースだろうか?
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中心星に面した側も穏やかであれば良いのだが;

ご覧いただき、ありがとうございました。
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