FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ハイドン:trp協奏曲 ベスト盤【独断】  

トランペットが続きます;
m
古典派時代の終り近くまで、ナチュラルtrpしかなかったが、低域でも自由な音階がとれる「キー・トランペット」なる楽器を当時のtrp奏者、アントン・ヴァイディンガーが発明した。trpといえば簡潔明快なのが持ち味だったが、常識破りのtrpの登場で当時は驚いたと思う、すんなりしたナチュラル管は音が透明だが、このtrpはいくらか音を犠牲にしており、やがてヴァルヴで管を切り替えるモダンtrpの原形が作られ、すぐに消えてしまった。
trp_201711270122334d5.jpg
キーtrpのためにハイドンやフンメルが協奏曲を書いたのはよく知られる、ハイドンにとってはこれが最後の管弦楽作品であり、trpのための名作が残されたのは幸運だった。
モダンtrpでようやく自由を得たと言えるが、キーtrpでも聴いてみる価値はある、数は少ないが、マーク・ベネット、フリーデマン・インマーなど古楽trp奏者が録音している、録音含めた出来栄えはM.ベネット盤が良いようだ。
hay trp m be
マーク・ベネット:キーtrp
トレヴァー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサート 1985年 ARCHIV

you tube:Haydn - Trumpet Concerto in E-flat major
このARCHIV盤は各パートが聴き易く、trpが休止する間のorch.の助奏、特にflや1st vnなどが入るところ、充実した味わいがある。
sc01b_20161115094751f0f_201711270125081ea.jpg
第一楽章より

もう一つ参考動画で、キーtrpとfp伴奏による第二楽章
hay trp con trpfp
you tube:Joseph Haydn: Trumpet Concerto. 2nd Movement: Andante
orch.パートをfpで聴くのも、純粋な響きで良い。

次にモダンtrpによる名演、まずはM.アンドレ、
20161115094415547_201711270129090b8.jpg20161115094357de0_20171127012911b37.jpg
モーリス・アンドレ:trp
ハンス・シュタットルマイア:指揮、ミュンヘン室内O 1966年 ARCHIV

これはアンドレの第一期完成盤とも言える録音、ARCHIVの飾りっ気のない自然なサウンドに充実感がある。
動画はヘリオドールのLPを再生したもの
you tube:Haydn Trumpet Concerto , Maurice Andre

最後はアンドレの弟子で師を凌ぐか?というほどの若手、1992年スペイン生れのルベン・シメオ、録音時は16歳だった、力の抜けた余裕の滑らかな美音はこの上ない、師アンドレを引き継いだ趣きもあるが新しさもある、独創性をもった活躍を期待したい、ケン・シエ指揮のorch.はピリオド・モードで、新時代の感覚で聴かせる。
r s trp01r s trp02
ルベン・シメオ:trp
ケン・シエ指揮、orch.アンサンブル金沢 2008年

動画はR.シメオが読響と共演した日本公演、
r s hay trp
tou tube:第一楽章 第二楽章 終楽章

以上、他にも聴くべき名盤は多々あるが、代表として強引(無責任)に絞った^^;
ご覧いただき、ありがとうございました。
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1709-cc047ae7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック