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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

A.セゴビアのバロック  

現代クラシックギターの父と呼ばれるアンドレス・セゴビア(1893-1987)は確かにギターの活躍の域を広げた偉人だと思う、セゴビアはフルトヴェングラーやB.ワルターと同時代で、この時代の価値観を持つ、そこは歩み寄って聴く必要がある。
seg baroque
A.セゴビア(ギター) リュートとハープシコードの音楽
当時は演奏家の腕前(味付け)を示す時代でもあり、古い旋法で書かれた過去の作品はこの時代に馴染む音に変更されるのが普通だったようだ、楽譜を選ぶときは注意が要る。
表現法も各演奏家の個性が尊重された、セゴビアは撥弦楽器のギターを声で歌うかのように弾き、盛んに編曲を行い、ギターのレパートリーを拡張した。スパニッシュのギターにナイロン弦を用いたのもセゴビアが始まりだった。

お馴染み、S.L.ヴァイスのファンタジーをセゴビアのギターとN.ノースのリュートで比べてみると時代の違いがわかる、
se weiss fa
you tube:Andres Segovia - Weiss - Fantasie
north weiss fa
you tube:Fantasia in c minor by S. L. Weiss, performed by Nigel North

もう1曲、ヴァイスのブーレ(ソナタト短調より)をセゴビアと、R.バルトのリュートで、
you tube:Andres Segovia - Weiss - Bourree Suite XIX
you tube: Weiss - Lute Sonata(Suite) No.25 in g minor / Robert Barto, baroque lute
weiss buree
じつはこの曲、セゴビアの演奏で初めて聴いて気に入った、セゴビア流に歌っている独特の味わいもまたわるくない、ヴァイスはイタリア仕込みの作風なので合うのかも。

次はC.F.シャーレ(Christian Friedrich Schale 1713-1800)という聞き慣れない人のメヌエット、ギャラント様式の易しい鍵盤曲だが、これがセゴビアの手にかかると何とも言えぬ味わいが加わる、残念ながらセゴビアの動画はないがこんな曲、これにこってり味がつく。
scha min
you tube:Minuet in C | Schale, Christian Friedrich | + Sheet Music Free
楽譜

人間は絶えず新しいものを求めるので、こういう時代があったからこそ、一度リセットして、作品が書かれた頃の奏法、響きを再現してみたくなる、そこでピリオド指向の演奏が始まったように思う。今は演奏の歴史が録音で聴けるので面白い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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