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赤色巨星表面を直接撮影  

今年も宇宙、天体に関しては、これまで理論的に想像するしかなかった様子を、観測で直接捉えたというニュースがありました。

まず最新のものでは、つる座約530光年にある赤色巨星「π(パイ)1星」の表面の様子をヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡干渉計(VLTI)を用いて、これまでで最も高解像度に捉えたこと、(π1星の質量は太陽の1.5倍らしい)この実写画像を見ると、かつて紹介されたオリオン座、ベテルギウスの想像図を思い出す、
eso1741a 02π1星
VLTIがとらえた「つる座π1星」の表面(資料:ESO)
HR_201712312314530e7.jpg
HR図では赤のあたり
ベテルギウスは20太陽質量だが、同じく晩年を迎えた赤色超巨星だ、星の表面がボコボコして見えるのは、ガスの対流セル(粒状斑)で沸騰するお湯の対流と同じ現象だ、
bet.jpg
ベテルギウス想像図
sun.jpg
太陽(左は実写画像)
因みに太陽の場合、内部の浅い層から沸き上がっているので、対流セルが細かいのに対し、赤色巨星は深層から沸き上がり、中心から離れた表面付近は重力が小さいため、対流が大きくなり、星全体がボコボコの形になる、その様子がはっきり実証された。
π1星の対流セル1つの大きさは約1億2000万kmで、太陽から金星までの距離に相当する。

今年、VLTIやアルマ望遠鏡、さらに観測衛星が明らかにしたというニュースは以下のとおり記事にした、赤色巨星の直接撮影はすでに2件あった。
・遠い天体の"直接撮影"
・アルマが捉えたベテルギウス

天文衛星:ガイアのデータでわかった恒星の動きに基づく動画
・esa動画:45万年の星の動き

・系外惑星の直接撮影と動画
201702170855573bd_20171231231458d2d.jpg

↓一大ニュースはこれだった、
・中性子星合体による重力波
20171016ngravi_20171231233043178.jpg

・太陽系外から来た小天体

また今後、報告が期待されるニュース、
・EHT:ブラックホール直接撮影に挑戦
20170615093508b9f_2017123123150105f.jpg
ブラックホール・シャドー:想像図
これも成功すれば大ニュース、

来年も新たな直接的観測が報告されるのを期待したい。
皆様、良いお年をお迎えください。

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category: 宇宙・天体

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コメント

そろそろ大彗星にご登場願いたいところですが・・・

来年も宜しくお願いします。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2017/12/31 23:39 | edit

奇士さん こんばんは

天体ショーで楽しめれば何でもいいですけどね、

来年また、写真撮影なども期待しておりますv

michael #xNtCea2Y | URL
2017/12/31 23:55 | edit

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