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K.リヒター:モーツァルト 交響曲 No.29  

大バッハの音楽が「絶対音楽」と呼ばれるように、楽器の特性だの、演奏技法だの力を借りずとも、作品そのものに絶対的価値が備わっている、そういう面も確かにあると思う。m

じつはこのLP、A面のJ.カイルベルト指揮、ハイドンの「時計」がお目当てだったが、カップリングされたK.リヒターのモーツァルト、交響曲No.29が非常に良いのに気付いたしだい。
moz sym29 teltelefunken.jpg
カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハO
29番というと、軽く冗長な曲に聴こえてしまい、今までさほど注目しなかった曲だが、リヒターとミュンヘン・バッハOの演奏で、一際彫りの深い充実感で払拭されるようだ。
ロマンティックか、ピリオドか、を超えた「絶対演奏」というべきか、リヒターのバッハ演奏と同様、モーツァルトにも効いてくる。

交響曲No.29イ長調 K.201
第一楽章から、弦楽の全パートが対等で、通常不足がちなvaのパートもがっちり、ミュンヘン・バッハOの完璧に緻密なアンサンブルが印象強く、立体感豊かだ、展開部は短いものだが、再現部の反復の後にコーダが付く、コーダ部分で、hornが第一主題を吹いているのがこれほど明快に聴けたのは初めてである。
sc moz29 01
第二楽章もしっかり地に足のついた味わい、
メヌエット、編成は大きいが、キメ細かい響きが気品を醸し出す。
終楽章、結構快速だ、しかし"絶対演奏"といえる緻密なアンサンブルが見事な痛快さとなる、短いながら展開部も彫りが深い味わい、29番の演奏、数あれど、これは貴重な名演ではないだろうか、録音もきっちりバランスよく捉えていて好ましい。
同録音の動画
moz sym29
you tube:Mozart, Sinfonia No 29, K 201. Karl Richter
リヒターによるモーツァルト交響曲、もっと聴きたいところだが、残念ながら29番だけしかないようだ;

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: W.A.モーツァルト

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