仮想飛行:オリオン大星雲 
2018/01/21 Sun. 10:50 [edit]
NASAの教育普及プロジェクトの研究者とCGの専門家でつくるチームは立体的に捉えたオリオン大星雲の中を飛行する画像をこれまでで最も詳細なレベルで製作した、実際の観測データをもとにハリウッドの映像技術を用いたそうだ。

you tube:Flight Through Orion Nebula in Visible and Infrared Light
この動画はHSTによる可視光とスピッツァー天文衛星による赤外線画像が合成されている、
約3分の動画だが、バーチャルの世界だけで成り立つ映像だ、実際にオリオン大星雲に到着した宇宙艇でこのように実写するとして、宇宙艇が光の5%ほどの速度なら500年くらい?の飛行で撮影完了し、その映像の早送りでこういう動画もあり得るが、リアルタイムでこの動きを得るには宇宙艇は光速を超えて飛行することになり、あり得ない。また仮に宇宙艇が光速に近い飛行をすれば30~50年くらいで撮影飛行は済みそうだが、光速に近づくと視界の全ての光は青方偏移して進行方向の一点に集まってしまい、映像にならないだろう;
最近はHSTや天文衛星ガイアの観測データにより、恒星が動いていく様子もシミュレーションされるようになった、
これは天の川銀河に所属するω星団(球状星団)の中心部をHSTが捉えた8年間の動きを元に、1万年間の動きに延長した画像、(星の動きが見られるのは最後のほう)

you tube:Zooming in on Omega Centauri Stellar Motion
観測でわかった動きを直線的に延長してあるだけで、密集した星同士の重力による影響は加味していない、正しくは1万年待たないとわからない。
同様にHSTは天の川銀河のバルジ中心の星々の動きも捉えている、動画はまだないが製作されれば見てみたいところ;

→拡大
次はESAの天文衛星:ガイアのデータに基づくオリオン座付近の星の動き、この画面内の星々は十分距離が空いているので、重力の影響なく、ほぼ予測どおりの動きになるだろう、ただし星の生と死は表現されていない。

you tube:The future of the Orion constellation
シアターモードで見ると最小の星まで動いているのがわかる。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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この動画はHSTによる可視光とスピッツァー天文衛星による赤外線画像が合成されている、
約3分の動画だが、バーチャルの世界だけで成り立つ映像だ、実際にオリオン大星雲に到着した宇宙艇でこのように実写するとして、宇宙艇が光の5%ほどの速度なら500年くらい?の飛行で撮影完了し、その映像の早送りでこういう動画もあり得るが、リアルタイムでこの動きを得るには宇宙艇は光速を超えて飛行することになり、あり得ない。また仮に宇宙艇が光速に近い飛行をすれば30~50年くらいで撮影飛行は済みそうだが、光速に近づくと視界の全ての光は青方偏移して進行方向の一点に集まってしまい、映像にならないだろう;
最近はHSTや天文衛星ガイアの観測データにより、恒星が動いていく様子もシミュレーションされるようになった、
これは天の川銀河に所属するω星団(球状星団)の中心部をHSTが捉えた8年間の動きを元に、1万年間の動きに延長した画像、(星の動きが見られるのは最後のほう)

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観測でわかった動きを直線的に延長してあるだけで、密集した星同士の重力による影響は加味していない、正しくは1万年待たないとわからない。
同様にHSTは天の川銀河のバルジ中心の星々の動きも捉えている、動画はまだないが製作されれば見てみたいところ;

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次はESAの天文衛星:ガイアのデータに基づくオリオン座付近の星の動き、この画面内の星々は十分距離が空いているので、重力の影響なく、ほぼ予測どおりの動きになるだろう、ただし星の生と死は表現されていない。

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シアターモードで見ると最小の星まで動いているのがわかる。
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category: 宇宙・天体
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