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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:ベートーヴェン《英雄》 BPO  

"新風"の「英雄」を聴いている中、往年の名盤もまたいい、たしか最初に買った《英雄》は見開きジャケットのLPで、ベーム指揮:BPO、これが刷り込み盤だった、 
bohm be sym3 b
比較的快速で、隅々まできちっと整った楷書的演奏で、のちにいろいろ揃えたが、結局このベーム盤が一番気に入っていた。
のちのVPO盤も良いがちょっとの差でBPO盤を聴きたくなる。
bohm be sym3
カール・ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
1961年録音 D.グラモフォン 再版:兼価盤

you tube:Karl Böhm - Beethoven - Symphony No. 3 (1961)
録音は音場の見渡し感は乏しいが、耳心地よい音質で、パートバランスも取れ、演奏内容と録音が一体となったようなDGらしい仕上がり。
誰が聴いても違和感ないだろう純化したような演奏で、強奏も弱奏も誇張することなく、"新風"の興味深い演奏を聴いた後も、これはこれで良い^^

第一楽章にたびたび出てくるこの部分、
bohm be sym3 01
スタカートとスラーの構成がエッジを立てるほどでもなく、ぴしっと整っているのが心地よい、BPOの管、とくにhornの上手さが一層引き締めて聴こえる。終結部のtrpは赤で書いた演奏だが、やはり誇張なく、
sc01 (1)
ほどほどに収める。
第二楽章も淡々とした構え、じわじわ時間をかけた効果で、フーガの素晴らしさが引き立つ。
スケルツォが快活で、小刻みな音がしっかり整い心地よい、トリオのhornの上手さも際立つ。
終楽章は第二楽章と同じく対位法で書かれたところが深みがある、パッサカリア風変奏曲をちょうど良い響きで整然と収める、雄大に表現するF.フリッチャイと対照的だ。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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