Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

O.スウィトナー:ベートーヴェン《英雄》LP  

このところ、カートリッジはMM型のAT44Mbをよく使っている、過去にはAT7Vを使っていてフラットで癖がないのが気に入っていたが、楕円針だったのが降格して今は丸針(AT5V)しかない、AT440Mbは音質的には似通っていて、ML針が付くところが普段聴きに申し分ない。 
AT.jpg
DENON-PCM音源のアナログ盤は最高レベルだろう、エジソン時代から続いてきた録音原理の発明も偉業だが、ここまで水準を上げた、技術開発はそれ以上の偉業に思える。
DENON盤でO.スウィトナーの《英雄》を久しぶりに聴いた、反復演奏があるせいか、1面全部に第一楽章が刻まれ、2面に第2~4楽章が収まっているのは珍しい、優れたカッティングで、AT440Mbで聴いてもCDに勝る充実サウンドだ。
su be sym3
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン 1980年

K.ベームが楷書的ならスウィトナーは程よく行書的、
第一楽章は落ち着いたテンポ、終止肩の力が抜けた物腰で、物量感で押し出してくるところはまったくない、弦楽はしなやかで総奏部分でも木管群のハーモニーがきれいに浮き立つ、心地よいサウンドで、1面(18:40)が長く感じない、終結部[659]からのtrpは原譜どおりだが、
sc be sym 3
柔らかく奏でているので自然に木管に継がれて聴こえる。
第二楽章は普通のテンポくらい、ここでも透明感のある弦楽と木管の色彩が鮮やか。
スケルツォは期待どおり快速で、清涼サウンドを保ちながら十分に快活、トリオのhornが狩りの角笛を思わせて大らか。
終楽章も速めにサクサクと行く、荒々しい表現はなく、最後まで美音で仕上げ、聴き手を放さない演奏だ。
1面だけ聴くつもりが、全部聴いてしまった。

動画にはN響とのライヴ録音があった、
001_20180303100236ecc.jpg
you tube:ベートーベン作曲 交響曲第3番「英雄」全楽章
1980年11月14日 NHKホール
*少しボリュームを上げる必要あるが音質は良い、SKBとのセッション録音と同年の演奏。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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