Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:ブラームス Sym No.2  

ブラームスは第1番の作曲に21年の期間を要したのに対し、第2番は4か月と短期間に書かれている、準備はもっと前からされていたという説もあるが、「第1番」という大仕事を済ませた、ゆとりの中からできたような、穏やかな牧歌的な始まりは対照的な魅力がある。
まずはK.ベーム盤を聴く、この曲でもベームは楷書的で、音の線一本ずつに芯が通った感覚、
boh br sym2
カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニーO.
you tube:Brahms : Symphony No. 2 in D Major, Op. 73 / Karl Bohm & Vienna Philharmonic Orchestra 1975
第一楽章はhornにふさわしい第一主題が始まり木管が続く、
br sym2 00
弱音は極端に小さくせず明確にする、好きなのが[82]から出る、やや憂いをもつ第二主題、
br sym2 01a
ここはvaの3度上をvcが弾いている、vcの高域のほうが豊かに響くからだろうか。第二主題は後で長調に転じて出てくるが「ブラームスの子守歌」に近い旋律だ、[118]からの付点は穏やかな流れを引き締め心地よい、
sc07_201803111301035f5.jpg
ここでtimpが入ってもよさそうだが、ここでは使える音がない(再現部では入る)。
展開部は対位法でさすがに聴き応えあり、[246]からffでtrb.とtub.が交互に第一主題を吹くのが目立つが、
br sym2 02
次でoct.下がる動きになり、意外な様相に変わる。
第二楽章は自由なソナタ形式、後半にはダイナミックな山場が置かれている、timpの用い方が弱奏部でも効果的でデリケート、こうした用い方はハイドンのSymの頃からよく見られる。
第三楽章、Allegretto graziosoとPresto ma non assaiのスケルツォが交互に現われる形式。
終楽章は静かな始まりだが、躍動する楽しさが、あの手この手と駆使して書かれている、ベームの演奏は引き締めると同時にけっこうエネルギッシュだ、sym No.3終楽章でも同様の印象があった、しかしNo.2は歓喜に湧いて終結する。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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