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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

H.グリモー:ブラームス pf協奏曲 No.1   

ブラームスの協奏曲は一度や二度では味わい切れない内容で、最初に親しんだのはvnとvcのための二重協奏曲だった、2番目がpf協奏曲のNo.1で、vn協奏曲とpf協奏曲No.2はまだ聴ききれていない気がする;pf協奏曲No.1は曲が素晴らしいので、最初にE.ギレリスによる剛腱の演奏を聴いて以来、様々な演奏を聴きたくなる。
新しいところで、エレーヌ・グリモー:pf、アンドリス・ネルソンス指揮:バイエルン放送交響楽団のNo.1を聴いてみた。
h g br
H.グリモーはフランス出身でアメリカへ移住、自国の作品にはさほど興味がなく、ドイツ・ロマン派が主なレパートリーだったが、近年は演奏対象を広げているそうだ。
br pf con 01 c
エレーヌ・グリモー:pf
アンドリス・ネルソンス指揮、
バイエルン放送交響楽団
2012年録音 D.グラモフォン

you tube:Brahms - Piano Concerto No. 1 (Helene Grimaud)

ブラームス pf協奏曲No.1 ニ短調 op.15
第一楽章、まずネルソンス指揮、バイエルン放送響の充実した前奏が気に入ってしまった、爽快な響きで十分な力感を出す、[76]から弦がセンスよくレガート、[79]から金管,timpがくっきり打ち出す対比が良い、対位法的なところに立体感をだす。
br pf con01
pfソロは柔軟なアゴーギグを伴って始まる、pfが最初に弾くffのトリル[110]だけゆっくりにして力感を入れている、
br pf con02
全般に詩的な緩急の表現で進める、[157]からのようにorch.が沈黙するソロでは一段とそうだがorch.が伴う部分も息を合わせる、pfと1つのhornが合わせる所もある[211]、
br pf con 05
pfのffで入る展開部では急き立てる感覚を徐々に増していき、清々しさを挟みながら、熱気をもって終結へ運ぶ。
第二楽章、弦の弱奏の涼やかなタッチは現代的、pfソロはより夢想的でppは本当に微かで引きつける、cl.が奏でる音はレクイエムの雰囲気、
終楽章、快活なテンポでソロが開始、鮮やかな切れを聴かせorch.のダイナミズムが量感を加える、ロンドテーマによるorch.のフガートを挟み、再び活気を帯びて終結へと運ぶ。
h g br 02
D.グラモフォンの録音は潤いがあり、バランスのとれた好録音。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: ブラームス

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コメント

こんばんは

グリモーさんのブラームス録音は自分のブログにも書こうと思っています。強めの明瞭なタッチが好きで、DGの録音は全てが好きという感じです。ブラームスのPf協1番で一番好きなのは、第1楽章の第2主題でしょうか。あの静かに立ち上がる讃美歌のようなフカフカ感漂う雰囲気がもう好き過ぎます。

quietplace #- | URL
2018/03/23 22:43 | edit

quietplaceさん こんばんは

ブラームスの曲は聴き馴染むと依存症になってきますね;それだけ偉大だと思います。
Pf協1番もいろんな演奏者でいくつも聴いてみたいです。
グリモーさんの当CDもひじょうに気に入りました、
録音は潤いのある音で帯域バランスも良いですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/03/24 00:04 | edit

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