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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ツィンマーマン:ブラームス vn協奏曲  

ブラームスが1曲だけ書いたvn協奏曲はベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーと合わせて4大vn協奏曲とする意見が多いだろう、共通点は特にvn奏者としては活躍しなかった作曲のスペシャリスト達だろうか。ブラームスはvn奏者、ヨーゼフ・ヨアヒムの助言を受けながら作曲したが、ベートーヴェンに回帰したような深い内容となっている。
 
今回はF.P.ツィンマーマンのvn、W.サヴァリッシュ指揮、BPOで聴いた、
録音は1995年、カラヤン亡き後、アバド時代のBPOをサヴァリッシュが指揮した希少な録音でもあり、真にドイツ第一級の顔合わせだ。
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ドイツの正当派ツィンマーマンのvnは研ぎ澄まされ、柔和な美しさももち、サヴァリッシュのがっしり安定したorch.とともに魅力だ。
2018 3 30
フランク・ペーター・ツィンマーマン:vn
ウォルフガング・サヴァリッシュ:指揮
ベルリン・フィルハーモニーO (1995年 EMI)

第一楽章 Allegro non troppoはニ長調の主和音を上下する穏やかなテーマで始まり、[17]からfで活気を帯びる、[78]からニ短調で弦が緊迫した主題を奏で、その延長の中からvnソロが[90]から始まる、
sc 78
[164]からの重音奏法も引きつける、[206]から柔和な美しさのテーマになり、
sc 206
ちょっとメンデルスゾーン風か?「渋い、武骨、」ばかりではない^^[246]から[78]と同じ主題をvnソロが静寂を破って弾く、以降展開部の聴きどころがソロとorch.に盛り込まれる、[332]からはテクニカルなソロにorch.がポリフォニックに重なるのが魅力だ。
sc 332
カデンツァはブラームスに助言したvn奏者、J.ヨアヒムによるもの。
第二楽章 Adagioはobが主題を開始、これが結構長い、ソロvnは[32]から、主題を装飾的に奏でる、6連符、3連符が絡んだデリケートな味わい。
終楽章 Allegro giocoso,ma non troppo vivace-Poco piu prestoはロンドソナタでハンガリー舞曲にも登場するジプシー音楽風の主題が印象的、vnの力強い重音奏法で始まる、変拍子の要素で変化を聴かせる。

you tubeはツィンマーマン、サヴァリッシュのコンビでN響と共演した演奏があった。
002_20180331103410fe9.jpg
you tube:Zimmermann plays Brahms Violin Concerto
先日のコヴァセヴィチ:pf協奏曲No.1とともに気に入った1枚となった。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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4月1日
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