パンスペルミア説 
2018/04/01 Sun. 09:26 [edit]
天体物理学からも恒星間で惑星や小天体の"キャッチボール"があり得ることが予想されていたが、現に昨年、太陽系外期限の小天体、オウムアウア(A 2017 U1)が接近し、観測で捉えられた。1つ見つかったということは、多数あったであろう証拠であり、多くは観測網が見逃しているだけだとみられる、何万年とかいう時間スケールなら数知れないほどに・・?


オウムアウアの想像図と接近軌道
これをきっかけに、地球生命の起源を説明する1つ、パンスペルミア説が再浮上してきている。
パンスペルミア説の根拠の1つは、38億年前の地層から真性細菌の化石が見つかっているが、地球誕生から僅か数億年の環境で、「代謝、自己複製能力、膜構造」を持った完璧な生命が出来上がるのは難しいということ、

真性細菌
最古の生物祖先は1種類ではなく数種があり、出来上がった生命の種(耐久卵?)あるいは生命となる直前の高分子化合物が小天体によって運ばれてきたとすれば大幅に時間短縮できる。
英国の科学者フランシス・クリック氏の仮説によれば、地球上の生物の遺伝情報が驚くほどに共通した仕組みになっているのは「たった一つの種」から進化したからだとされるが、最初のたった1種類の生命が全ての多様な生物の祖先になるというのも困難だという考えもあり、異なる種であっても生物の遺伝伝達法は化学的におのずと共通になるという見方もある。
地球に棲む生物は軟体動物、甲殻類 脊椎動物等々多様である、特に外骨格のエビやカニ、昆虫などは同じ地球に生息しながら、我々から見れば異星生物に見えるが、これも性質の異なる生命の種が地球外から複数もたらされたと見た方が説明しやすい。

ウミサソリ化石
温暖な地球で生きている生物は代謝し、個体の寿命はすぐに尽きるが絶対零度に近い宇宙では活動を停止、休眠状態で、岩石内部では宇宙放射線からも守られることが、隕石を利用した微生物実験で確かめられた。現在地球に広く生息するクマムシ門が宇宙空間で乾眠生存できるという例も有力な材料である。
なお、日本でも「たんぽぽ計画」という宇宙生物学的プロジェクトが進められている、
ISSのきぼう実験棟に設置された機器で、パンスペルミア説の可能性を検証する目的だ。

きぼう実験棟(左)と船外実験プラットフォーム(右)
ご覧いただき、ありがとうございました。 *

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オウムアウアの想像図と接近軌道
これをきっかけに、地球生命の起源を説明する1つ、パンスペルミア説が再浮上してきている。
パンスペルミア説の根拠の1つは、38億年前の地層から真性細菌の化石が見つかっているが、地球誕生から僅か数億年の環境で、「代謝、自己複製能力、膜構造」を持った完璧な生命が出来上がるのは難しいということ、

真性細菌
最古の生物祖先は1種類ではなく数種があり、出来上がった生命の種(耐久卵?)あるいは生命となる直前の高分子化合物が小天体によって運ばれてきたとすれば大幅に時間短縮できる。
英国の科学者フランシス・クリック氏の仮説によれば、地球上の生物の遺伝情報が驚くほどに共通した仕組みになっているのは「たった一つの種」から進化したからだとされるが、最初のたった1種類の生命が全ての多様な生物の祖先になるというのも困難だという考えもあり、異なる種であっても生物の遺伝伝達法は化学的におのずと共通になるという見方もある。
地球に棲む生物は軟体動物、甲殻類 脊椎動物等々多様である、特に外骨格のエビやカニ、昆虫などは同じ地球に生息しながら、我々から見れば異星生物に見えるが、これも性質の異なる生命の種が地球外から複数もたらされたと見た方が説明しやすい。

ウミサソリ化石
温暖な地球で生きている生物は代謝し、個体の寿命はすぐに尽きるが絶対零度に近い宇宙では活動を停止、休眠状態で、岩石内部では宇宙放射線からも守られることが、隕石を利用した微生物実験で確かめられた。現在地球に広く生息するクマムシ門が宇宙空間で乾眠生存できるという例も有力な材料である。
なお、日本でも「たんぽぽ計画」という宇宙生物学的プロジェクトが進められている、
ISSのきぼう実験棟に設置された機器で、パンスペルミア説の可能性を検証する目的だ。

きぼう実験棟(左)と船外実験プラットフォーム(右)
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category: 科学・自然・雑学
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