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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

アバド:ベートーヴェン Sym No.4  

ベートーヴェン交響曲No.4、続いてはC.アバドを聴いてみた。 
この演奏でもBPOはカラヤン時代とは大きく様変わりしたサウンドを聴かせる。因みにカラヤン、BPOによる同曲を聴くととにかくvn群が厚い響きで強烈だ。アバドの演奏では編成も少し小さくして、vn群は常に優しい弾き方、重心の低いバランスで、内声部や木管パートが余裕ある響きで聴ける、耳疲れしないサウンドで新しい感覚。
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クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニーO
1999年12月 D.G

第一楽章、序奏はかなり弱音で開始、暗がりをさまよい、主部入りの輝かしさを引き立てる、主部は快速、低音やtimpの量感が効いてダイナミックな効果がある、展開部はあまり込み入った書法はなく、転調と響きの対比を聴かせる。アバドはアゴーギグの上手さと合わせ心地よく運ぶ。
第二楽章、付点リズムを持ちながら、しなやかな美しさも持つ楽章、timpがダイナミズムの音源で弦や管が爽快にあふれ出すような響きが良い、弦の弱奏の上にclがソロを乗せるところも聴きどころ、終結にも少し楽器ソロの魅力を置く。
第三楽章、スケルツォ、快活な楽章だがアバドは適度に柔軟な味わいも聴かせ、武骨にはならない、トリオは洒落た雰囲気で対比をつける。
終楽章、ハイドンのロンドンセットあたりでは、終楽章の内容を詰め、面白く聴かせる手法はできているが、このソナタ形式の楽章はその発展版のような楽しみがある、アバドは6:42の快速、目まぐるしい開始はぐっと弱奏で、cresc.がかかりffとなるのは[21]からだが、[25]からの堂々とした立ち上がりが印象強い、
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提示部の最後をポリフォニックにたたみ込む、展開部は込み入った書法より快調さが際立つようだ、再現部~終結は大いに変化をつけて面白い。
abbado be sym4
you tube:Claudio Abbado - BEETHOVEN : Symphonien 3 & 4

こちらは2001年:ローマ聖チェチーリア音楽院ホールにて、BPOとの演奏、
c ab be sym4 r
you tube:ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調作品60 / クラウディオ・アバド (2001)

ご覧いただき、ありがとうございました。

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