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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

アーノンクール:ベートーヴェン Sym No.4  

アーノンクールは近年のピリオド指向の演奏の先駆けとなる人だろう。ヨーロッパ室内Oを指揮した、ベートーヴェンsym全集を用意して、まだ全部は聴いていなかった; 
sym No.4にもアーノンクールならではの聴きどころが多い。楽器は金管がナチュラル管でtimpも古楽器のようだ。録音は良好で音場が透明に拡がる。
har be sym4
ベートーヴェン 交響曲No.4 変ロ長調 op.60
ニコラウス・アーノンクール指揮
ヨーロッパ室内O 1990年 Teldec

第一楽章、序奏はノンヴィヴラートの響きが神秘感をだす、主部はナチュラル管が響き豪快な入り、心地よい切れ味が基調ではあるが、アーノンクールは適所でこのようなレガート奏法を使う、(ムード音楽的なレガートとは本質が違い、聴き手を集中させる)
mosiki07_20180415095055404.jpg
レガート奏法のイメージ
[121]からはスタカートの指示があるが、きっぱりとじゃなく、ふわっと切る、
sc119.jpg
さらに[135]から一際レガートにし、切り立った演奏の中に上品な対比ができ、効果的だ。
sc131.jpg
第二楽章、付点リズムに乗り、優美な主題が一際涼やかに奏でられる弦の響きが味わい深い、ダイナミズムが置かれるが極端に刺激的じゃない、中間部に入って力感が強調される、そのあと、ppのclはじめfl、hornのソロもレガートで美しい。
第三楽章、スケルツォは快速でズバっとくる感覚、しかし響きには透明感があり常に耳心地良い。トリオは少し緩やかで変化をつける。
終楽章、ここも快速な演奏、金管、timpが輝きとパンチを効かせ、弦はキビキビした中に、しなやかな味わいも両立、展開部の[135]fにくると、何かポリフォニックな凝った書法を期待してしまうが、以降は意外に簡潔だ、
sc129.jpg
声部が並行して力強く奏でるところが多いようで推進力と変化で引きつけていく。
be sym 4
you tube:ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60 / ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団 1990-91年

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