FC2ブログ

Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

高速自転する接近小惑星  

JAXAの観測施設による3月12日と3月18日の観測データにより「2018 EZ2」「2018 FH1」の2つの地球接近小惑星が発見された、発見時の軌道決定によると EZ2は14日11時24分頃、地球から21万km(地球と月の距離の半分強)まで接近していたとわかった、FH1のほうは15日19時頃、地球から132万kmまで接近していた。
jaxa 04
2018 EZ2の軌道(資料:JAXA研究開発部門リリースページ)
jaxa 02
赤い円囲いが2018 EZ2(資料:JAXA、撮像JSF/JSGA)
いずれも軌道を把握し、地球へ最接近の日時ががわかったのは後になってからである;
これらの小惑星の直径はいずれも約20mと推測されている、2013年にロシアに落下したチェリャビンスク隕石とほぼ同じとみられ、遠方にある段階で発見するのは困難のようだ。
*因みに事前に捉えた例として小惑星2015 TB145(通称:ハロウィン小惑星)があるが、直径は約600m、最初の発見は2015年10月10日、地球への最接近は同年10月31日17:01で地球と月の距離の1.27倍まで接近した。
2015tb145.jpg
動画:2015 TB145(アレシボ天文台、レーダー画像)

今回のEZ2の特徴は 明るさが、172秒という短時間で変化を繰り返すことから、高速自転しているとわかった、光度変化は1.7:1の割合だそうで、これもEZ2が細長い形状で、向ける面の変化によると推測される。
jaxa 03
2018 EZ2の自転に伴う光度変化のグラフ、横軸は1周期(約172秒)に対応(資料:JAXA宇宙科学研究所リリースページ)
これほど速い自転にも関わらず遠心力で分裂しないのは強い構造を持っていることになる。
動画:小惑星2018 EZ2の動き(JAXA)

危険天体接近への対策はいろいろ考案されている、これほど高速自転する小天体には高いジャイロ効果が生じて自転軸の姿勢は安定するが、衝突体を上手く当てれば、ベーゴマと同様にはじかれ、軌道をずらすことは可能ではないだろうか、
001 b
小惑星が図の方向(時計廻り)に自転していたら、衝突体は右寄りの位置に当てるのがいいのかな^^?

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは。
2015 TB145 通称「ハロウィン小惑星」は、今年の11月にまた接近とか。
ただし、かなり遠いところを通過していくようです。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2018/04/17 22:27 | edit

奇士さん こんばんは

11月、だそうで正確にはわからないんですね、
小惑星接近のニュースはたびたび聞くので、昔より観測網は充実してきたのでしょうけど;

michael #xNtCea2Y | URL
2018/04/17 23:16 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1839-6e30d800
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック