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バロックなモーツァルト:K.427   

レクイエムと並ぶ傑作として有名なミサ曲 ハ短調 K.427は先日のK.399と同様、モーツァルトがバロック体験した直後くらいに書いた曲と思われ、ヘンデルやバッハのエッセンスが沸き立つような楽章を持つ。 
ただこのK.427も全曲は完成できずに終わっていて、1783年に"初演"されたときは出来上がっている楽章(kyrie、Gloria、Sanctus、Benedictus)に、過去のミサ曲から欠落曲を転用して演奏したとみられる。またK.427はイタリア語の歌詞をつけて、カンタータ 「悔悟するダヴィデ」 K.469という曲に転用されていて、完成されないわりに使われている;
今回聴いたのはガーディナー盤、
j e g mo mass
ミサ曲 ハ短調 K.427
シルヴィア・マクネアー(S)、ダイアナ・モンタギュー(S)
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮


1曲目の kyrieは深く威厳を持つように素晴らしい、
2曲目、 Gloria Gloria in excelsis Deoもフーガで書かれたラッパと太鼓華々しい合唱と管弦楽、ヘンデルが思い浮かぶ、
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you tube: Gloria Gloria in excelsis Deo
一方、3曲目、Gloria Laudamus teになると完全にモーツァルトらしくなる、ホモフォニックでオペラのアリア同様、ソプラノ歌手による技巧的なコロラトゥーラの聴かせどころとなる、
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you tube:Gloria Laudamus te
5曲目の Gloria Domine は再びバロック風、声楽とorch.の上声、通奏低音、それぞれが独立した動きでポリフォニック。
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you tube:Gloria Domine
10曲目、Credo Credo in unum Deumも興味深い、この楽章は未完で合唱とバスのパートのみ書かれていて、あとは補筆された版で演奏されるが、骨格は出来ていたとみてよいだろう、timpがチューニングされるGとCの音で主題が導かれる、これまたヘンデルの何かの曲から引っ張ってきたようだ。
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you tube:Credo Credo in unum Deum
11曲目、Credo Et incarnatus estはモーツァルトらしく、ソプラノよるコロラトゥーラをじっくり聴かせる。
you tube:Credo Et incarnatus est
全曲バロック風に統一しないところが面白い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: W.A.モーツァルト

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