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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ティベルギアン:ブラームス pf協奏曲 No.1  

ブラームスのpf.con No.1、区切りをつけたはずだが、若手の演奏をもう1枚聴きたくなった;1975年生まれ、フランスの気鋭C.ティベルギアンのpf、指揮はチェコ生まれでBBC交響楽団やチェコ・フィルの音楽監督を務めたJ.ビェロフラーヴェク(1946-2017)、 
古楽レーベルと思っていたharmonia mundiってのが只ならぬ予感^^
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ブラームス pf協奏曲 No.1 ニ短調
セドリック・ティベルギアン:pf
イルジー・ビェロフラーヴェク:指揮
BBC交響楽団 harmonia mundi 2007年

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録音は近年のものらしく良好、60~70年代の録音は硬質で乾いた印象のもあるが、当盤は潤いがあり解像度がよい、各パートの細かな息づかいも感じる、内声部が充実して入り組んだブラームスには好ましい。
第一楽章 Maestoso 前奏は威厳ある力感とともに柔軟なタッチでもある、弱奏では哀愁を帯びた感覚、重すぎずtimpのパンチが効いた良いバランスだ、pfは淡々とした入り、ffのタッチに至っては十分なパワーで切り立つ、pfソロが主導する部分ではまさにソロ演奏的なじっくりとしたアゴーギグ、orch.楽器が息を合わせる。緩めるところは緩め、詰めるところは詰める、そんな進め方のようで、展開部のクライマックスではテンポを詰め、ぐっと高揚し、しなやかさと力強さのある若々しい良さではないだろうか、ブラームス20代の作品でもあり、ふさわしい感じだ。終結に向けても見事で切れ味よい。
第二楽章 Adagioは三部形式、暖かく包むような弦の対位法ではじまる、神秘的で祈るような楽章、最後に完成した楽章で、特別な想いが入っているようだ。
いつもながら[20]で弦のppによる短2度の掛留に引きつけられる。
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弦とpfが交互にppで奏でる箇所が多く、木管の悲哀的な響きも印象的。[75]~pfソロの下で低音が持続するのはオルガンのペダルを思わせる。
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終楽章、ロンド楽章でわりと快速に演奏される、pfの技のキレは抜群、ダイナミズムも正確に決めて痛快、orch.は引き締めた感覚と柔軟性を聴かせ、ソロと相性よく一体化する、
[238]から、ロンド主題による弦楽のみのフガートはさすがブラームス、こんなのはワーグナーには聴けないかな?
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この曲、何枚か揃えたが、当盤も気に入った。
どれが一番とは決めがたい、曲自体が素晴らしく、いろんなアプローチが活きてくるようだ。

動画は第一、三楽章だけ挙がっていた、
you tube01
you tube: Piano Concerto No. 1 - Johannes Brahms by Cedric Tiberghien
I. Maestoso
III. Rondo. Allegro ma non troppo

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: ブラームス

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